◎リクエスト作品

□雨のち飴
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ザーーーーーー




今日は雨が降っている。
強い雨。夕方までに仕事を終えたTWICEは宿舎で自由に過ごしていた。


ジヒョの恋人、
サナはいつも明るい。
こんな雨の日だって、
サナといればこっちまで明るくなれる。




サナ「ジヒョやー」

つんつんとジヒョのほっぺを触るサナ。コロコロと飴を転がしながら話しかける。


ジヒョ「ん?」


サナ「雨止めて」

ジヒョ「…はぁ」

何言ってるんだ、と目で訴えるジヒョ。

サナ「この雨、ジヒョのせいやでー、ジヒョは雨女なんやから」


サナはジヒョを見つめ、
距離を詰める。顔が近い。


ジヒョ「ちがうよ」

サナ「そうだよ」


相変わらず能天気なサナ。
そんなに近くでサナに見られたら
ドキドキしてしまう。

ジヒョはサナから距離を置く。


サナ「なんで離れんの〜TT」

そう言ってまた近づくサナ。
ジヒョのほっぺに自分のほっぺをくっ付けてくる。


ジヒョ「サナ、近い…」


サナ「ジヒョ、ほっぺ熱くない?」

そう言って頬を離し、
今度は正面から見つめるサナ。
鼻と鼻が触れそうなくらい近い。

ジヒョは恥ずかしくて目をギュッと瞑る。


サナ「風邪でも引いたんかな〜」

おでこをピタリと合わせる。


ジヒョ「んん…サナやぁ」


ジヒョの急な甘い声に
サナは少し驚く。


ジヒョ「…恥ずかしいからあんま、顔近づけないで…っ」



真っ赤な顔で訴えるジヒョに
サナは思わずジヒョを押し倒す。



サナ「そんな、そんな可愛い顔されたらサナあかんよ、とまらん」


そう言って深くキスをし、サナが舐めていた飴をジヒョの口内にねじ込む。




ジヒョ「ふっ…んんっッ、サナ、急に何するの」

サナ「可愛いジヒョにアメちゃんプレゼント」




ジヒョは貰った飴を舐める。



ジヒョ「あまっ…なに味?」


サナ「キャラメルバニラ、とサナの味」

ジヒョ「…サナの味って」照



甘い甘いと言いながらも
素直に飴玉をころころ舐めるジヒョにサナはもう一度キスをする。


するとジヒョが舌でサナの口内に飴を返してきた。


サナ「んぇっ…なんで返すん」

ジヒョ「だってこれ甘すぎる」

サナ「えぇ〜だめぇ」


サナはまたジヒョの口に飴を舌で押し入れる。


サナ「うけとって…っ」

ジヒョ「んんっ…」



こうして飴をお互いの口に
舌でねじ込むこと数分。

飴はだんだん小さくなって、
もうなくなっていた。



2人はキスをやめられずにいる。


ジヒョ「んっ…サナぁ…まだ甘いよ」

サナ「ぇっ、?じゃあ…やっぱりサナの味が甘いねんな」


ジヒョ「うん…っ、んんっ…」



サナは急に口を離す。



サナ「ジヒョ、だいすき」


ジヒョの目は既にとろんとしていた。


ジヒョ「…うん、私も」


2人はまたキスを再開した。








END



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リクエストありがとうございました😊

飴ネタ書きたかったのです。笑
甘々になりましたかね?汗


是非またお待ちしてます★!



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