◎リクエスト作品

□シンガポールにて
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モモには現在進行形で好きな人がいる。同じTWICEメンバー、そしてイルボンメンバーのサナ。


しかしサナは最近ダヒョンとばかり一緒にいる。サイダーなんて呼ばれちゃって、いつもいちゃいちゃして。

サナはダヒョンのこと、
好きなんかな?





今日はTWICETVの収録で、
シンガポールに来ている。

たまたまモモと同室になったダヒョン。




このお豆腐娘め、
今日はサナと一緒にいられまい!
はっはっはー!


とモモの心の声は閉まっておく。




ダヒョン「オンニと2人で寝るのは初めてですね〜」にこにこ


モモ「ね〜」



モモの嫉妬心なんて知らず、
ダヒョンはモモとの同室を
楽しみにしていたようだ。



バスローブに着替え、
ベランダから綺麗な景色を見る。


ダヒョンはいつだって音楽があればノリノリだ。
気付いたから夜景をバックに2人で楽しく踊り出していた。


ダヒョン「なんか寒くなって来た、オンニ、先シャワーどうぞ」

モモ「だね!踊りすぎたせいで汗かいてもうた、先行くわ〜」




モモはシャワールームへと向かう。



ダヒョンといると楽しいな〜、
モモはシャワーに打たれながらそんなことを考えていた。

自分に向けられるきらきらな笑顔が忘れられず、あんなに体も心も真っ白で純粋で優しい子に、自分は真っ黒な嫉妬心を抱いている罪悪感。



モモ「はぁ〜、どないしよ」


ため息1つ。



シャワーが終わり寝室へと戻る。



そこにはイモムシみたいに布団にくるまりコロコロして携帯をいじっているダヒョン 。


モモは思わず笑ってしまう。



モモ「ダヒョナ!笑
なんで一人でぐるぐる巻きになってんねん笑」

ダヒョンはすぐにこちらへ視線を向けると嬉しそうに微笑んだ。

ダヒョン「おんに!おかえりなさ〜わわッ!」


イモムシ状態のダヒョンは思ったように身動きが取れずベッドから転げ落ちた。


それを見てまた笑ってしまうモモ。
ダヒョンの布団を剥がしとると、
ダヒョンはありがとうございます!と言ってシャワールームへと向かった。




ほんと、おもろいなぁ

モモの感情は複雑になってしまった。



髪を乾かし終えたモモは、
ベッドに寝そべりながらサナとのトークルームを見る。

既読はまだついてない、
返信遅いなぁ、まあ大した内容じゃないしもうここで切れちゃったのかな。

するとその瞬間、サナからスタンプが送られてきた。おやすみなさい、と可愛らしい柴犬スタンプ。


!!!

既読つけてしまったーーーーーー
送って即既読ついたら怪しいねんな!?ずっと返信待ってたみたいやんか!!

うわぁぁああと頭を抱えるモモ。


しかも、スタンプは大体会話が終わりに使うことが多い。

会話も切れた、、既読すぐつけてもうた、、ダブルパンチや…
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