BOOK

□制服
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涙目で懇願する彼女に視線を落とす。



チェヨン「…離して…」



肩を震わせながら弱々しい声で
私に訴え掛ける彼女は、愛しい恋人。

両手を縛り上げてベッドから動けなくなった彼女の制服のボタンを丁寧に外して、ワイシャツの中に顔を埋める。ドクドク高鳴る心音と彼女独特の香りに包まれながら、好きだよと呟く。




チェヨン「、強引だよ…」





付き合ってから片手指で数えるくらいしかまだ回数を重ねたことはないが、次第に私の性癖が分かってきた。
私は彼女の制服姿に、たまらなく興奮するらしい。

きっかけは学校帰りのチェヨンを迎えに行ったことだった。仕事のスケジュール上学校に行ける頻度が減って、たまにしか見られない制服姿は貴重で。私を見つけて嬉しそうに駆けてくるチェヨンがあまりにも可愛くて。ムラついた私は宿舎へ着くなりタオルで手首を縛り上げて、ベッドへ追いやった。

急な出来事に困惑して抵抗する彼女を力ずくで制して今に至る。




チェヨン「…おこってるの?」

ジョンヨン「まさか」





太ももを撫でながら

長い前髪を耳にかけて、かぷっと
噛み付くと目を瞑って身体を震わせる。



いくつも空いたビアスの穴を舐めながら、
たまに好き、と呟くと顔を真っ赤にして俯くチェヨン。こんな強引にしたことは今までなかった。怖い?どう感じてるのかな。





チェヨン「…っどうして、強引にするの」

ジョンヨン「嫌だ?」



舌でじっくり舐め上げながら聞くと、
はあはあ息が荒くなって壁にもたれかかるチェヨン。




チェヨン「…そこで、喋らないでっ….」

ジョンヨン「チェヨンが聞いたんじゃん」

チェヨン「ひっ…だからぁ、」

ジョンヨン「んー?」




私は執拗に耳を舐めて興奮を煽る。
息が漏れる半開きの口に指を入れて、
舐めて、と呟けば熱い吐息と共に私の指に舌を絡ませてきた。

私は耳の愛撫を辞めて、
控えめの膨らみに指を滑らせる。

ピンと立ったそこを強めに摘むと、
ビクンと反応し私から逃れようとする。





チェヨン「ふっ…ぁ、」




私は指を三本に増やして
咥内にねじ込んだ。

拒む余裕を与えずに入れた指に
控えめに舌を動かすチェヨン。

柔らかくてぎこちない舌の動きに興奮して、私は胸の突起を弾きながら首筋にキスを落とした。




チェヨン「ん…あぁ…っ」




熱い吐息に私の指にも熱が移りそうだ。




チェヨン「や、え…っ、」

ジョンヨン「ん?」

チェヨン「っく、あぁっ…」



チェヨンの咥内を犯していた指を抜いて、
その指を舐める。



チェヨン「はぁ…っ、おんにぃ…」

ジョンヨン「はいはい、」




そんなことを言いながら余裕がないのは私も一緒。制服姿で口のまわりを唾液で汚したチェヨンが、私をおかしくさせる。

膝をチェヨンの足の間に入れて開かせれば、湿った下着から溢れる蜜。




ジョンヨン「こんな、興奮してんの初めてじゃない?」

チェヨン「…っ」



指を下着の間に入れて、割れ目をツーっとなぞる。ますます溢れてくる蜜で蕾を刺激して、私はすぐに三本の指をなかへ沈めた。





ジョンヨン「分かった、強引にされんの、好きなんでしょ」

チェヨン「ひぁっ…、お、おんに…っ!」




くちゅくちゅといやらしい音を立てながら、私の指は簡単に飲み込まれた。





ジョンヨン「変態」

チェヨン「んぁあっ!ちが、ちがうぅ…っ!」

ジョンヨン「…ふふ、何が違うの?」




指をバラバラに動かして耳に息を吹きかける。腰を大きく反り返らせて喘ぐチェヨンは、いつもより反応が良い。

前戯で既に興奮してて、
やっぱりこの子は強引なのが好きなんだなって確信して嬉しくなって、私の手は止まらなくなる。




チェヨン「あぁ…んぁあっ、ふぁっ…!」




ガクガク腰を痙攣させて、
全身の力が抜けたかのようにぐったりするチェヨン。




ジョンヨン「….もうイっちゃったの?早くない?」

チェヨン「はぁ…つかれ、た、」

ジョンヨン「満足した?」




頬に残る涙の跡が、
更にまた私を興奮させる。

もう一度足を開かせて蕾をくりくりと刺激をしていけば、静かだった声がまただんだんと聞こえてくる。




チェヨン「…っ、待ってよ」

ジョンヨン 「ごめん無理」

チェヨン「ちょ…んっ…」



すぐにまた大きくなったそこを刺激する。
眉をしかめて、枕に顔を埋めようとする彼女の顎を掴んでキスをした。暖かい、というより熱い舌は、もう私を拒むことを忘れていた。



チェヨン「やぁ…っ!だめ!も、もう終わりっ…」

ジョンヨン「無理だってば」




それでも溢れ出る液体に口角が上がる。

もう一度指をなかに入れて、
大きく動かすと次第に彼女の腰も動いてきて。




ジョンヨン「…えろすぎ」

チェヨン「ぁあ…んっ…んぁ、っ」

ジョンヨン「イったばっかなのに、もう自分から腰振ってる」

チェヨン「んっ…」




首を振って否定するも、
矛盾だらけのチェヨン。

外れかけたリボンが首で何度も揺れて、
舌と指での愛撫に拍車がかかる。





チェヨン「もうっ…だめ、おかしく、なる…ッ」

ジョンヨン「いいよ、もっと見せて」

チェヨン「やだぁ…!やだっ…んぁあっ」

ジョンヨン 「今更何が嫌なの」






私の質問には答えず無我夢中で快感に耐えるチェヨンの表情が、身体が、胸で揺れるリボンが私の胸を貫いて。おかしくなるのはこっちだと心の中で呟く。

今まで見たことがない彼女の淫らな姿に、
私はいつになったらこの手を止められる?










END






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