BOOK

□マネっこ
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サナ『ん〜…』

ジョンヨン『ここ?』

サナ『んっ…そこ』





サナの部屋に転がり込み、
上にまたがるジョンヨン 。

ギシギシとベッドが揺れる。




ジョンヨン『サナ…めっちゃ固いよ?』

サナ『ん…ほんま?』







ジョンヨン『肩凝りすぎ』

サナ『だって最近疲れてるもんー』

ジョンヨン『だよね、、』



サナの肩を揉みほぐしていく。




サナ『うまいなあジョンヨ二』

ジョンヨン『ほんと?昔よくお母さんの肩揉んでたからかな』

サナ『あ〜サナも揉んであげてた』



手を腹部へ回して、
サナの肩に顔を乗せるジョンヨン。




サナ『もう終わりなん?ふふ』



肩に顔を乗せて来たジョンヨンが可愛くて
頭をぽんぽん叩く。



ジョンヨン『疲れちゃった』

サナ『ふふ、交代やんな』

ジョンヨン 『してくれるの?』

サナ『うんっ』




ジョンヨンの後ろに回り込み
肩に手を置く。



サナ『いくで〜』



程良い力加減で揉むサナの手は、
とても気持ちが良い。

ジョンヨンは思わず目を瞑った。



ジョンヨン 『…っ、サナの方がうまい…』

サナ『わーい、えへへ』

ジョンヨン『…』



目を瞑ってサナのマッサージを楽しむ。




ジョンヨン『…』

サナ『寝てる?』

ジョンヨン 『…あ…寝そうだった』

サナ『ふふ、寝てもええよ〜』



あまりの気持ち良さに、目を瞑って寝てしまうところだった。けど、無意識にまた目が閉じて行ってしまう。


ジョンヨンの鎖骨をすーっと撫でるサナ。





サナ(.,.ほんまに寝てる…?)



鎖骨を撫でながら、首に軽く噛み付く。



ジョンヨン 『…』


反応がない。



サナ(ええ〜寝ちゃってる…)




耳に噛み付いたまま、少し歯を立ててみる。
ゆっくり力を入れていくと




ジョンヨン 『!』



勢いよく後ろを振り向くジョンヨン。



ジョンヨン『も、何やってんの』

サナ『起こしてみた』



少し笑ってサナに向き直るジョンヨン。
そのままサナの首にキスをした。



サナ『わっ』

ジョンヨン『首は、跡ついたら危ないじゃん』

サナ『えへへ』



そんなことを言いながら、
サナの首筋に歯を立てる。



サナ『やあ…ダメやないの』

ジョンヨン『サナもしたじゃん』

サナ『でも跡ついてへんよ』



軽く歯を立てながら、
鎖骨まで唇を滑らせる。



サナ『…っ』

ジョンヨン『…』



サナの首筋や鎖骨あたりを愛撫しながら
ちら、サナの目を見る切れ長の瞳。



目が合って

心臓が高鳴る。





サナ『! ジョンヨナ…っ』

ジョンヨン 『サナの真似だよ?』

サナ『んっ、えへ、えへへ』

ジョンヨン 『なに(笑)』

サナ『あははっ、くすぐったい、いひっ』

ジョンヨン『ふふ』




照れとくすぐったさに笑い出すサナにつられて、2人で笑い合う。ジョンヨンはもう一度サナを引き寄せると、唇にキスをした。




サナ『…ん』

ジョンヨン 『…ん、目瞑ってよ』



キスをしたのに目を開けたままのサナを
ムッとした表情で見つめる。




サナ『えへへ』



目を瞑ったかと思うと
またすぐに開けてジョンヨンを困らせる。




ジョンヨン『…ん、もう、しない』

サナ『ごめんごめんね、しよ』

ジョンヨン 『…』





ちゅ、

今度はサナから唇を奪う。



ジョンヨン 『ん、ふふっ』

サナ『んー、やーあ!なんで目開けてんのぉ』

ジョンヨン『サナの真似っ』

サナ『もーー恥ずかしいわ〜』




サナは顔を覆うと、
ジョンヨンの肩を軽くポンと叩いた。







こんなやりとりを3時間くらいしていると
ジヒョとナヨンとミナが急に入って来た。





ジヒョ『いつまでやってんのよ』

ナヨン『部屋に入れて』

ミナ『…TT』







永遠にイチャイチャ出来そうな
ジョンヨンとサナでした。







END




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