sanayeon

□犬と猫
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【※性描写あり】











半乾きの髪の毛と、湯上りで火照った体。頬は薄いピンク色に染まっていて、はだけたバスローブから覗く鎖骨にゴクンと息を飲む。
いつもメンバーをたぶらかしては私をヒヤヒヤさせるこの子の本当の姿。


「おんに、」



腕を伸ばして私の首に回す。熱を持った瞳に見つめられればすぐに答えるように唇を奪う。

本当は欲しいんでしょ。
誰も知らない、私しか知らないこの子の素顔。他の子をたぶらかして、いちゃいちゃして、私はそんなもの気にしない。そんな子が、私の前だけで見せる姿があまりにも綺麗だから。外では今のまま、強気でいて欲しい。私にだけ見せる、弱々しい姿が愛おしい。



「久しぶりよね」



多忙なスケジュールに追われた私達。こうやって愛を確かめ合う時間は久し振り。



「我慢すんの、必死やった…」



こっちのセリフなんだけど、そう呟いて彼女の白い肌を露わにしていくと小さく高い声で反応してくれる。

まるで私のして欲しいことが分かるように、次の動きを読み取っては可愛く反応してくれるサナは、飼い主に忠実な犬のよう。

音を立てて、胸の突起にしゃぶりつけば声を荒げて私が舐めやすいように背中を反らせる。



「良い子ね、それとも変態なだけ?」
「う、あ…っ」



甘くて可愛い、私しか知らない声。余裕なんて感じさせてあげない。私だけのもの。壊れるくらい、痛いくらい、心と身体に印をつけたい。


開かせた足から太ももに伝う蜜。そこへ顔を埋めて吸い付けば、叫んでグッと太ももに力が入れられる。閉じられそうな足に首を挟まれた私は、苦しくて手でその足を押さえた。



「やぁあん…っ!オンニっ、だめぇ!」
「ん…っ、足、もっと開いて」
「は…っ、む、むり」
「無理?」



舌を動かして中心付近を舐める。じゅるじゅると卑猥な音を立ててあげれば激しく体をくねらせて足の力が強くなる。苦しい。



「開いて、足」
「っう、うぅ…」


ゆっくりと足を開くサナ。流石、忠実な犬ね。分かってる、あなたが言うこと聞かなかった時なんてない。私はご褒美に開いた足を押さえて、指先と舌でじっくり丁寧に舐めてあげることにした。



「っく、はぁ…オンニ…ひぁぁっ」



私は舌を休まず動かし続けて、敏感な部分がだんだん大きくなってくるのを感じた。反応してくれてる事が嬉しくて、私の舌は休まらない。もう疲れているのに。

必死にそこを舐める私の髪をさらりと撫でてくれるサナ。



「すき…っ」



そう呟いて、快感に耐えながらもにこっと苦しそうに笑えば、私の興奮は最高潮。そんなの、ずるい。そこから顔を離して、汗ばんだ額にキスを落としながら、指を蜜で溢れかえったそこへ指を挿れた。





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