sachaeng

□Like a baby
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【※性描写あり/エイジプレイ】









「ん…ふっ…うぅ…」


ぴちゃ、ちゅぷ、溢れ出た蜜の中に指を這わせて耳たぶをたっぷり舐め上げらて、抑えていたはずの声は次第に大きくなっていく。ぬちゅ、と指がなかに入ってきて軽く肩を押せばその指は進まず急に止められて、


「何、サナに反抗するん?」


と甘いのに低い、声。反抗じゃないのに、少しでも抵抗すれば耳元でこう囁かれる。
今日の私達はいつもと違う、少しだけ特別だった。







去年、サナおんにの誕生日にプレゼントと共に"1日何でも言うことを聞く券"をあげた。理由は、当時まだ学生だったサナおんにがあまりにも忙しい毎日を送っているのに、決して弱音を吐かず1人で健気に頑張っていたから。たまには甘えて欲しくてあげた、小学生が母の日にあげるような簡単な紙切れ。軽い気持ちで、冗談半分であげたそれはずっと使われることがなかった。こんな子供染みたもの、おんには「なにこれえ〜〜ありがとうっ」って大袈裟に喜んでくれていたけど、しばらく経って私はその存在を忘れていて、おんにもすっかり忘れていると思っていた。



…今日までは。


エイジプレイがしたい、キラキラした目でそう言ったおんには、私がその言葉の意味が分からないことを知ってる。やれば分かるから、と全然教えてくれないおんには、私に抵抗しちゃダメとだけ言った。当時私があげた紙切れをひらひらと見せながら。








「ちょっと腰、浮かせて?」
「へ…なん、で」


既に熱くなった脳に浮かぶ疑問を、思いつくままいくつか投げかけるけど、教えてくれない。勿論、こんな時は嫌な予感がする。
既にショーツは脱がされているのに、
「いいから」と私の足と足にそれを履かせて言われるがまま腰を浮かせれば、ふわふわとしたコットンの様な、お尻をすっぽり覆う柔らかい感覚。


「これ、汚したらあかんから」
「なにこれ…やだ!」


穿かせられたのは、普段大人が履くものではない、赤ちゃんが穿くような、ふわふわな生地のオムツ。気持ち悪い、違和感しかなくて後ろに回されたテープを今すぐに剥がしてしまいたくて腰へ手を伸ばすのに、おんにの顔色を伺ってしまう。とったら、怒られる、かな、


無言で私の手を見つめるおんにの目の奥は黒く冷たかった。そんな目で見つめられたくない、その目と私の目が合ってしまうことを恐れて、私は腕をだらりと落とした。



「ひひ、オムツ似合うなあ」
「…や、」



冷たい目は急にあたたかくなって、にやにやと笑うおんに。抵抗なんて出来ない。その優しい瞳に影を作りたくない。1日何でも言うことを聞く券、まさかこんなことに使われるなんて。

伸び縮みの範囲が広い、ストレッチの効いた素材。上から手を滑り込ませて、再度濡れたそこを中指でぬちゅぬちゅと掻き回される。漏れた声に笑みを浮かべて、空いた手で乳首を優しく触られる。少しの刺激でもビクビクと震える身体は、刺激を求めて止まらないようだった。


「はあ…っ!は、ん…っ」
「汚しちゃあかんって、サナ言ったよなあ?」
「…っ」
「なんかさっきよりオムツ湿ってんで?」

「サナおんにのせい、じゃん…!は、」


やだ、こんなの穿かせられて きもちよくなって、全部、全部それは水分を吸い込んでしまう。溢れ出た蜜を吸収してどんどん湿ってくるオムツを触っておんにはいじらしく笑う。抵抗だめとか、汚しちゃだめとか、こんなの穿くとか、今日は一体いくつおんにの言うことを聞かなきゃいけないの。

3つまで聞く券、
とか書いておけば良かった。



「はあ…やだぁ…!おしり、気持ち悪い、」
「自分で汚したくせに」
「んぁ、あっ…!やだ、サナおんに、の、へん…たい…っ」

「ん?」


聞こえてるクセに。それとも必死で奥をついてくる指に気を向けすぎて聞こえてないの?



「へんたい…!やだ…!」
「…じゃあ、止めるよ」
「んっ…や、だめ」

「うちの赤ちゃんはワガママやんなあ」

「ふっ…ん、
あかちゃん、じゃ、ないもん…っ」



汚したら怒られるのに、その手を止めてと言えない、既にどろどろに溶かされたからだ。サナおんには私を赤ちゃん扱いしているようだった。羞恥心が勢い良く襲って顔を覆うも、「だめ」、その小さく呟やかれた一言で私は簡単に手を退けてしまう。彼女を今、怒らせては、だめ。


おんにの好き勝手に弄ばれる身体はそろそろ限界を迎えようとしていた。苦しくて、気持ち良くて、声を荒げて仕舞えば急におんにの動きが止まった。


「ん…ぅ!」
「うるさい子にはおしゃぶりが必要やんなぁ」


開いた口に捻じ込まれたふにふにとしたゴムのような質感と、唇に当たる安っぽくて硬いもの。これ、って…。犯された脳の隅でこれが何なのか、理解は出来た。おしゃぶりを捻じ込まれた私は意味が分からずも、限界に近い身体はそんなことは気にしていないかのように腰が動く。するとおんにの空いた手が私の口元のそれをぐ、と強く押し付けてきて、呼吸がままならない。それと同時にサナおんにの手の動きも止まってしまう。やだ、苦しい、いきたいのに、やめないで、




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