恋愛ストレイドッグス


□Murder on D Street
2ページ/7ページ


そろそろ帰ろっかという事になりみんなで川辺を歩きながら駅に向かう


しばらく歩くと、川辺に人だかりができている

「どうしたんですか??」
見物人のおばさんにyouが話しかけると、どうやら殺人事件があったようなのだ

「それに、警察だけじゃなくなんでも名探偵さんも来てるみたいで…」

名探偵??嫌な予感がする
というか、今日は極力川辺には近づきたくない理由があるのだ


「ーーyou!!!」

見つかった…
名探偵こと江戸川乱歩だ
後ろには、敦もいるようだ

これで事件が解決するまで付き合わなくてはいけなくなる

「you知り合い??」

「てか、2人共かっこよくない?」

ときゃーきゃーしている友達に”ごめんまた明日話すね”と告げ、川辺に降りる

「か、関係者以外は立ち入り禁止です」
と、若そうな警官に止められた

「すみません、探偵社の者なんです」

と告げると渋々通してくれた


「you、僕に話しかけられてすごい嫌な顔したでしょ。あ、それよりドーナッツ食べたね?」

「だって、巻き込まれるとおもったし今日川に近づきたくなかったんです。あ、美味しかったですよ今度行きましょ」


乱歩は本当にすごい
なぜ、ドーナッツを食べたことが分かるのか
これも、名探偵のなせる技なのだろう


「youちゃんが、普通の学生しててなんか僕安心したよ」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ