11/08の日記
21:59
顔見せ*こねた
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「よっ、久し振り!」
と、顔を出してきたのはディーノだった。
件のアルコバレーノの一件以来、音沙汰もなかった。
けれど、雲雀はあまり感心がないのか、社長机に沢山積まれた書類を流れ作業のようにさらさらと片付けていく。
中学を出てから、男の顔つきになった雲雀にディーノが歳月というものを感じさせた。
「なんだよー、ムシすんなよなー」
口を尖らせて、ズカズカ入ってきて革張りのソファに横たわる。
そこで雲雀はようやくディーノに目を向ける。
「今さらなにかよう?」
「なんだよ、すねてんのか?」
「別に。ただあれ以来音沙汰も無く、てっきり死んだかと思ってたよ。」
「お前な、冗談でもそんなこというなよなあ…」
顔は嬉しそうだ。
そんなディーノの顔つきは、あの未来にあった大人の色気ともいうのか、少し近かった。
「あれから、忙しかったんだよ」
「知ってる」
「Σ知ってんのかよ!?」
あの時から、いやそれ以前から、徐々に死ぬ気の炎が知られていった。ただの昔ばなしで終わっていたその話は、現実に使われるようになり。
中小ファミリーにも知れわたることとなった。
また死ぬ気の炎は長年、ボンゴレに属するファミリーしか使われていなかった。それはマフィア同士の抗争が激化しないように、ボンゴレが細工したのだろう。だが今では誰もが使える代物となってしまい、その使いなれていない力を、勘違いしてしまうファミリーが出てきてしまったときには、大変だった。
命知らずの構成員は、言われるがままに力を使っては、襲撃を繰り返す。死ぬ気の炎は生命力のようなもの、ムリして使えば命に関わると知らされず。
またその抗争によりディーノが住んでいた一般人も沢山巻き添えにあったらしいが、キャバッローネファミリーの迅速な対応により死者は出なかったものの、ファミリー間の争いを終えるのに、何年も掛かってしまっていた。ディーノが気づいたときには沢田綱吉たちは中学を卒業していて、未だにリボーンの指導を受けてはいるらしいが。
「まあ、のんびりとそっちで争ってる間に、僕は前以上に力をつけたよ」
「知ってる。」
前々から恐ろしい存在の雲雀恭弥は、もっと恐ろしくなっていた。元々大人顔負けの死ぬ気の炎の持ち主で、また戦闘能力は誰よりも抜きん出た存在は、すでに頭角を立派に育てていた。
「しかも派閥、作ったってな。」
「前から計画してたからね。」
にやりとわらう。
最早向かうところ敵なしだ。少なくとも日本のマフィアは雲雀には勝てないだろう。
「どこまで規模でかくする気だよ。」
「僕はそのつもりはないよ。群れるのは嫌いだ」
「あ、そう…」
勿体ないとは思ったけど、あまり言わないでおこう。日本の未来のためにも。
「僕は諦めてないからね」
「なにを?」
「僕は力をつけた。残るは、貴方だけだ。」
「Σええ!?」
ディーノは雲雀が近づいてくる前にさっさと逃げようと準備した。
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お久しぶりです(≧∇≦)
生きてますよ、ということで来ました!
雲雀さんの財団なんだったかなーと本探してましたが見つからず諦めました。そのうち、日本の法律変えれそうな雲雀さんに拍手です(o≧▽゜)
結局なにをしたかったのかわからないうちに終わりました。滅裂なのは相変わらずでした(._.)
リボーン終わってしまいましたが、まだディーノさん好きです("⌒∇⌒")
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