03/15の日記

01:58
お久し振りです。
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D・スペード。

昔、ボンゴレに仕えた守護者であり、もしかすれば誰よりもボンゴレを愛していた人物かもしれない。


「しっかし、お前って本当に骸に似てんなあ」

『ヌフフ。あまり気持ちの良いものでもないですがね』


そんな初代の守護者であり、ボンゴレ・沢田綱吉を殺そうとした人物、というよりは思念体に近いのかもしれない。
何しろ肉体がないのだ。
向こうが透けてみえた。


「確か、ジャッポーネにはオボンってのがあったんだっけ?」

亡くなった人が帰ってくるらしい。

けれど、それは夏だったような気がする。


『なんですか、それは?』


「珍しいな。ボンゴレでジャッポーネを知らないなんて」

初代ボンゴレが好きなジャッポーネ。
だからか、ボンゴレに関わるマフィアたちは日本贔屓みたいなところがあったし、その知識もまた危ういものも多い。

『貴方たちがどのように思っているか知りませんが、初代ボンゴレ全員がジャッポーネ好きだと思ったら大間違いですよ。』

「確かにな」


結構、普通に話してる自分に少し驚きつつ、聞きたかったことを素直に聞いてみる。


「なんでお前、俺のとこいるんだ?」



目を点にした初代守護者の珍しい表情に、ディーノは首を傾げるしかない。


『普通、そういうのは一番最初にするものです』

「なんか、流れ、みたいな?」

『なんですかそれは』


とまたヌフフと不思議な笑い方をする。
やはり骸みたいだ。
むしろ細胞レベルまで似ていそうだと考える。


『なんてことはない、言うなれば暇潰しみたいなものですね』

「え、つーか、お前成仏?してたじゃねえか?!」

『成仏ではありません。長らくこの世に留まっていた魂が解放されたのです』


どう違うのか。
よくわからないが、成仏という表現がキライらしい。
ディーノはそうかと頷いた。

あまり下手に突っ込むと呪いをかけられそうだ。


マジで!



『では、私はこの辺で』



「おう。気を付けろよ…?いや、元気で、か?」


そういうよりも早く、相手は霧となって霧散したのだが。


「むっ」

「あ、骸だ?」

なにやら辺りをキョロキョロ見ていた。
そんな広くない室内でなにを見渡すものがあるのか。
そんなふうに思いながら、ディーノはテーブルにおいてあったワインを取り、一気に飲み干した。
寝る前にワインを飲もうと思っていたときに、あの霧の守護者が現れて、すっかり生ぬるくなっていた。

そして、一気に飲み干したワインに初めてディーノは喉が渇いていたことを知った。
初代の守護者は妙にプレッシャーを与えてくれるからだろうか。

よくわからないけれど、まだ足りなくてもう一杯と手を伸ばしかけたところで、骸の手がグラスを奪いとる。

「寝酒は身体に悪い、と前に言ったでしょう?」


にこやかに、然り気無く威圧的にいうと、ディーノはこくこくと頷いた。


そして思う。

やはりお前らにてるよな。




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似てるね!なお話!前に書いた気がしますが、気にしません!!

なんだかすっかりほうちぎみでここを続けていいのかよくわからなくなってきました!

結構、頑張ってサイトをしてたつもりでしたが、全く更新してない、日記にでさえあまり顔を出してなくて本当にすみません!


本当は某サイトさまの骸とディーノのやり取りが好きで、ちょっと書いたら、どうしてか初代霧の守護者さんが出てきてました!?

いつもながら行き当たりばったりな文章書いてるので、高い確率でこうなります(* ̄∇ ̄*)


来て下さって嬉しいです!こんなサイト誰も来てないと思ってるだけに、来て頂けてる、ディーノさんはまだ愛されてるんだなあと思うと嬉しくてたまりません!!

本当にありがとうございました!

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