05/06の日記
11:38
ブルータス!お前もか!?*雲雀誕*意味不
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ひゅおお。
「どうしたんだよ、恭弥」
高級マンションの屋上にディーノを呼び出したのは、並盛最強と謳われる雲雀恭弥その人だ。
いつも無表情で世を舐め切った態度で街中を闊歩する様は一見すると孤高と喩えられるには納得というものがありまた、その容姿、年齢からは考えられないほどに板についてるのだから、少しその少年の背後を知りたいものであるが。
「なんだよさっきからムスッとしてさー」
首を傾げるディーノは、並盛で有名な雲雀恭弥の初めての人である。
初めて――というのは言わずもがな―皆さまの推測にお任せするとしよう――
さて、雲雀とは対照的に朗らかに接するディーノだが、何度質問しても相手は表情を崩すことなくじっとディーノを見据えていた。
そして、たまにちらちらと周囲を伺う様は、何かから逃げる、いや、警戒をしているのか、少しピリピリしてるふうがあるのにディーノは頭の隅っこで考えていた。
―一体、なんなんだ―
雲雀ほどの腕前と気の強さからいっても、そんなに気を張り巡らすほどなのか、よっぽどの理由があるに違いないということは明白で、では、今日自身を呼び出したのも、相談―というよりは、取引、商談では無かろうか。貸しを作るのは好きだが、借りをつくるのを酷くきらう自身の初めて―前文に同じくお任せしよう―のその人は、全くといっていいほど他人に頼ろうとしない。それが少し淋しくて哀しいのであるが、だからこそそんな雲雀であるから放っておけないのも事実で、こうして人気のないところに呼び出したのはやはり――さらにはここは高級マンションの屋上。
並盛という平凡で穏やかな土地で、高く聳え立ち、他の追随を許すことなく、周囲にはこの建物と同じ高さのものも、並び立つものもなく、また周りは全て遥か小さな建物しかないので、余所から盗み見ることは出来ない。
この事から推測すると、よっぽど雲雀は他の者には聞かれたくない何かがあるらしい。
この雲雀を動かせるのはたった一つだけ。
並盛である。
雲雀はどういうわけか並盛に執着を持っているようで、その想いは誰にも測れない。測る必要は無いのかもしれない、雲雀がこんなにも執着していられるものは少ないだけに。
そして、ディーノは大きく息をすって吐き出した。
「分かった。恭弥、全て俺に任せろ」
「は?」
「俺は、俺を頼ってきてくれたお前に嬉しいんだ。だからさ、何にも心配するな」
きらりん―
そんな効果音が響きそうな良い笑顔で彼は軽やかに、凄まじさを残しながらも帰っていった。
―ズダーーン―
マンションの屋上で、そんな音を残して。
「何なの…」
よくはわからないが。
伝えたいことは伝わらずに。雲雀は、上着のポケットから携帯を取り出して。
「ああ、草壁?血祭りにあげれそうな雑魚を4〜5人ほど用意して」
それだけいうと雲雀もまたマンションから去っていった。
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なんだかなー。
どうしてか毎年雲雀さんの誕生日だけ忘れます。毎年うまく祝えたことがありません。。
そして、後には静寂が残った、みたいなサスペンス口調で書いてみました(なんで?!)
祝ってもらいたいけどうまく言葉に出来ない雲雀さんと、なんでそっち方面に物を考える!?やっぱり裏の世界の人間か!?というディーノさんでしたー!
まぁディーノさんマフィアでトップですからね!
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