02/29の日記

18:33
僕のかわいいフィアンセです*骸ディノ
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こんにちは。
僕は、六道骸です。
趣味はマフィア殲滅で、特技は幻覚で相手を精神的に追い詰めることです。

そんな僕の可愛いフィアンセを特別に紹介してあげましょう。

「おーい、骸!なにしてんだよ!!朝ご飯出来たぞー!!」

可愛く僕を呼ぶ、はちみついろの髪と瞳で見つめられればどんなやつでも恋におちてしまうでしょう愛らしいディーノです。
ま、本当に恋に落ちたとかそんな妄言を吐いたやつはもれなく六道を巡らせてあげますけどね☆

「すみません。少し紹介が手間取ってしまいました」

「紹介?なんの??…あ、そっか。つい最近なんか事業立ち上げたってたもんなぁ」

「ええ。やはり1からというのは骨が折れますけど」

いけない。ディーノにはナイショでした。
クフフフ。僕としたことがとんだ失態ですが、さすがディーノです。そんな僕の失態を聞いてないふりをするだなんて。よく出来た奥さんをもって幸せです。まだ奥さんではないですが、この先の展開ですともう将来は決まったも同然ですしね。僕はいつでもディーノを迎え入れるんですけど、ディーノがもう少し待ってほしいというので。…ええ、ディーノが心の準備が出来るまで何年でも待ってあげますよ。これが大人の余裕というものです。
どこぞの年齢不詳のジャイアニズム精神を貫き通すだけでなく、もしかしたらピーターパン症候群を患っているかもしれない、孤高と肩書きをもってただ友達がいないだけなのにそれを群れるのが嫌いだとかいっている時代錯誤の学ラン男とはわけが違いますよ。

さて、話がそれましたね。

「おや、今日はいつにもまして斬新な朝食ですね」

「今日は張り切ったんだぜ!骸は朝パンよりもご飯がいいっていうからおにぎりに挑戦してみたんだ!あと、味噌汁と…なんてったっけな………あ、そうそう。肉じゃが」

「そうだったんですか、なんて美味しそうなんでしょう」

そう。たとえおにぎりと称しているのが、ふしゅうと擬音と共に黒いオーラを撒き散らしていようが、味噌汁といった椀に見え隠れするピンクいろの物質や、肉じゃが?と疑問を終始抱くくらいのガレキをでん☆と置かれていようが、それが全て愛する僕のためであるのならば、僕は遺憾なく全てを平らげましょう。
たとえ、それが病院へ運びこまれ何か月かの入院を余儀なくされようとも!
前は少し輪廻への入口がみえたときは少しひやりとしましたが。

「………なかなか独創かつ刺激的な味わいです」

ただおにぎりを食べただけなのにこの口の中でぱちぱちいってる辺りどうやって作っているのかが疑問ですけど。

「そうなのか?ジャッポーネの食べ物って変わってるんだなぁ。あ、俺も」

「ダメです。これは全て僕がたべます。」

「えー。なんでだよ。こんだけいっぱい作ったんだから」

「ダメなものはダメです。だって、僕はディーノの手料理をそうそう食べれないじゃないですか…」

「…そういや骸は虚弱体質だっけか。最初、突然朝食終わったあとに倒れて、意識が無かったからびっくりしたなー。今はもう慣れたけどさ。でもムリするなよ?」

「大丈夫です。僕はディーノがいてくれればそれで十分ですから」

クフフフ!
どうですか!皆さん!!僕は愛されてるでしょう!!ディーノが瞳をうるうるさせながら、心配してくれるだなんてもう言葉では表せません。

こんな純粋な人が僕の奥さんだなんてなんて幸せなんでしょうか。
ああもう天にも昇る気持ちですよ!


おや…。
僕の頭上からまばゆい光が。
なんだか裸の赤ん坊が背中に生えてる羽根をぱたぱたさせながら舞い降りてきましたね。
もしかしたらあれは僕とディーノの愛が具現化したんでしょうか。

おやおや?

僕を持ち上げてどこへ連れていくというんでしょうか。仕方ないですね。
本当はもうちょっとディーノを紹介してたかったんですけれど。
また、お会いしましょう。

クフフフ。





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本誌であまりにも雲雀さんとディーノさんがイチャイチャしてたので。
骸さんも構ってあげてー!と叫んでみました。

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