駄文

□始まり
2ページ/4ページ

「よろしく。キャバッローネ10代目。」

いきなり、辺りの雰囲気が冷ややかなものになる。そして、クロームの周りに霧が・・・

どういう事だ!!と、呆然とその様子を眺めていたら、霧がだんだんはれてきた。
そこには、さっきまでの可愛らしい少女はどこへやら。
オッドアイの男がいた。

そういえば、挨拶されてたな。と思い出し、取りあえず・・・


「あぁ、よろしく。」

と戸惑いながらも返事をする。


・・・へぇ、こいつが骸…端正な顔立ちだな。

じゃなくて!!

「…って、何故に!?結構、力使うんだろ!!大丈夫なのか!!」

確か、リボーンがそんなことを言っていた。骸がクロームの体を通し能力を使うには相当負担が掛かるとか・・・・・・


「別に。貴方に心配される覚えはありません。それに、わざわざ出てきてあげたのですから、感謝してください。」

「・・ありがとう。・・って、別に頼んでねえし!!!」

その様子を黙々と見ていた家光は、ニッと口の端を吊り上げて、

「よかった。何とかやっていけそうだな。」

とディーノの肩をばしばし叩き、
「じゃ。」
そういってさっさと帰っていった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ