駄文

□2月4日
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「…ディーノ…これ…」
と、クロームからプレゼントを受け取った。

「…えっ?」
今日…何かあったのか?
突然プレゼントを渡されて少し困惑していた。
それを見ていたクロームは言った。

「あのね。今日ディーノ誕生日だから…//」

顔をほんのり赤くしながら。

「あぁ。」
なるほど。
確か前に一度だけクロームに話したっけ。
でも随分前に話したから、それでもちゃんと覚えてくれて…しかもプレゼントを用意してくれているとは思わなかった。

めちゃくちゃ嬉しい。


「…ディーノ…誕生日おめでとう。」

小さな声だったが、ディーノにはちゃんと聞こえていた。

「サンキュー!!嬉しいぜ。」

「…ぅぅん…///」

「さっそく開けていいか?」

「うん!」

―ガサガサ―


『香水』だった。

薔薇の香りがする。
とてもいい匂い…
ただ、『これで気になる彼を虜に☆』
と何だか気になるフレーズが書かれていたが、
(漢字が多かったのでディーノには読めない。)
「サンキュー!」

お礼にクロームのおでこにチュッとキスをした。
「…///」
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