駄文
□クリスマス
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久し振りにクロームに代わって貰ったら…部屋がいつの間にか…装飾されていた。
「よっ、骸!!」
「…これは?」
取り敢えず、未だに飾りつけをしている人に尋ねた。…大体分かっていますけど。
「クリスマスパーティしようかと。…クロームとは昨日したからな。次は骸☆」
ウキウキしながらあちこち飾りつける。
…貴方がやりたいだけでは?
そして、飾りつけが終わったのか次は冷蔵庫からケーキを取り出してきた。
「ほら、サンタのケーキだぜ。」
…いつ転ぶか、見ていてもいいんですが。
後片付けが大変ですからね。
僕はディーノからケーキを奪ってテーブルに置いた。
「サンキュー、じゃさっそく取り分けようぜ。」
棚から皿を取り出そうとしたのに、僕は「落とされたら嫌なんでそこに座ってて下さい。」
「あのなぁ…」
ぶつぶつ言いながらも大人しくイスに座る。
その様はまるっきり、子供……
何だか貴方を見てると、実年齢を疑いますね。
「はい。」
ケーキを取り分けディーノに渡す
「ありがとな。……ん。やっぱりここのケーキは美味いな。」
一口一口…
幸せそうに食べるのはいいんですが…
ポロポロと器用に落とすのはやめて欲しいです。
「……?」
ジッと見る僕を不信に思ったのか、
どうした?
と聞かれた。
「…別に…」
そっか
そう言って、またパクパク食べ続ける。
そして零す。
何だか大きな子供が出来たみたいです…