駄文
□僕たち同居します @
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そんなこんなでクローム…否、骸と同居する事になった。
「…ちょっと小さいけど…まぁ、いっか。」
と、つい先ほど部下に頼んで色々と手続きを済まして家を購入した。
「……十分ですよ。」
と、骸がそういうのは無理は無い。
誰が見ても豪邸にしか見えないからだ。
それでもディーノは
「そっかぁ?これくらい普通じゃね?」
その発言に、
あぁ、これだから…
と思ったのだった。
「家具とかは必要最低限のものはあるからな。」
言いながら、ディーノは骸にポイッと放り投げた。
骸は急に投げられたにも関わらず、普通に受け取った。
「鍵…ですか。」
「あぁ、これからは一緒に生活するし。無いと不便だろ。」
「そうですね。……ですが、変な感じです。」
最後の方はボソッと言ったので聞こえていなかった。
「…ん?何か…「いぇ、何でもありません。
何時までも此所に居ては仕方無いので、入りますよ。」
スタスタと入って行く。