駄文

□交換日記
1ページ/4ページ

「なぁ、恭弥交換日記しねぇか?」
何なのだ。いきなり、ノックも無しに応接に入って来て…。

「何で?」
当然の疑問を投げ掛ける。しかし、目の前の男は笑って、

「恭弥の事知りたいなって思って。」

「それで、どうして交換日記なのさ。」

「いや、日本ではこういうやり取りが在るって…」

一体何処で聞いて来たのか。しかも、日本でそんなことするのは大体女の子ぐらいなもの…。

「なぁ、駄目か?俺恭弥が好きだから…だから、普段の事知りたいなって…。」

そんなうるうると見つめられたら断るに断れないし。しかも、スッゴク可愛い。まぁ、いいか。と少し微笑って

「良いよ。」

「本当か。じゃ、早速書いてくれ。」

と差し出されたノートを取る。

「じゃ、俺これから仕事あるから。また明日来るから、よろしくな。」

と言い残し、応接室を出て行った。

さて、こういった事は初めてなので何を書いたらいいか分からない。
取り敢えず、ノートを開いて、

「って、もう書いてるし。」

読んでみると……、
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ