駄文
□交換日記
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「なぁ、恭弥交換日記しねぇか?」
何なのだ。いきなり、ノックも無しに応接に入って来て…。
「何で?」
当然の疑問を投げ掛ける。しかし、目の前の男は笑って、
「恭弥の事知りたいなって思って。」
「それで、どうして交換日記なのさ。」
「いや、日本ではこういうやり取りが在るって…」
一体何処で聞いて来たのか。しかも、日本でそんなことするのは大体女の子ぐらいなもの…。
「なぁ、駄目か?俺恭弥が好きだから…だから、普段の事知りたいなって…。」
そんなうるうると見つめられたら断るに断れないし。しかも、スッゴク可愛い。まぁ、いいか。と少し微笑って
「良いよ。」
「本当か。じゃ、早速書いてくれ。」
と差し出されたノートを取る。
「じゃ、俺これから仕事あるから。また明日来るから、よろしくな。」
と言い残し、応接室を出て行った。
さて、こういった事は初めてなので何を書いたらいいか分からない。
取り敢えず、ノートを開いて、
「って、もう書いてるし。」
読んでみると……、