夢日記ー[文闇]

□bouquet♥lover
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そしてまた夢は移り変わる。

今度はなぜか買い物でも頼まれたのか...私はレジで支払いを済ませ、品物の入った大きなビニール袋2つと閉じたままの傘を2本持って両手が塞がったままスーパーの外に出た。
すると突然また、武道場で見た夢と同じようにザーザーザーッ!と激しい音を立て勢いのある強い雨が降ってきた。さっき見た夢よりも、その雨は強さを増して私の心を嘲笑い追い詰めるかのように止むことなく降り続けた。

両手が塞がってるので思うように傘を開き差すことが出来ず、誰かに連絡しようとケイタイの電源を入れ、電話帳を開いてみるも電話帳には誰も登録されてなくて、アドレスも電話番号も全部消えて失くなっていた。
取り敢えず私は道端に荷物を降ろして傘を差そうとするが、なぜか手からその荷物が離れなくて降ろすことも出来ず諦めて雨宿りが出来そうな屋根の下で雨が止むまでそこで雨宿りをすることにした。

そして私は手に持っていた2つの傘を見てふと、ある疑問が浮かんだ。
私は1人で買い物に出掛けたはず、そして雨が降ったとしても持って行く傘は自分用に1つでいいのにどうして私は、このの傘を2つも手に持っている必要があるのだろう...と。
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