非日常の詩ー[詩.ポエム]

□目を閉じたら「おはよう。」
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砂糖みたいな罪悪感


きっと私も同じなんだ。
彼が他の女と話すのがイヤで毛嫌いするくせに
良く思い反してみれば私も同じことをやっていた
彼が見てない場所で、彼が知らない場所で
過去。GREE・モバゲー・mixi等のコミュニケーション
SNSのサイトを通じて、いろんな男と会話を楽しんでいた
「会話」だけならまだ少しは許せる範囲内だと思う
でも、確か私はあの時に限って...それだけじゃなかった

私はGREEで知り合い仲良くなった彼の知らない
同じ福岡住みのある男性と直接『会ってしまったんだ。』

こんなこと例え口が裂けたとしても彼に言えるだろうか?
それも実際に会ったのは高校生だった時だ
年齢でいえば16か17の時。相手は1つ上の年上だった。
その日は家族にも内緒で「友達の家で遊んでくるー」と
テキトーな言いわけをして出かけて行ったのを思い出した。
近くの駅で待ち合わせ。もちろんお昼の時間帯だよ?
夜遊びなんて縁がないくらい真面目なんだから!

けど、今でもそのこと思ったら深い罪悪感を感じてしまう。
家族に嘘を吐いてまで出かけたことと、何よりも大切な
好きな人に秘密で他の男子高校生と会って遊んだこと。
その...別にやましいことはしてないから安心して大丈夫だよ?
それに、その人優しくて良い人だったし。1人っ子だったのもあって

私みたいな妹がほしかったって言ってくれて嬉しかった...かな。
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