剣の世界

□第1章SAO開幕
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キーンコーンカーンコーン
と学校のチャイムがなり、気の抜けた様子で立ち上がる。カバンを持ち気だるけな表情を見せつつ内心ウキウキしながら家に帰る。

βテスターに選ばれてからこの日をどれだけ待ったか、学校の退屈な授業だけだととてもじゃないが充実してるとは言えない。

『ただいま〜』
「おかえりー」
今、おかえりと声をかけたのは、親父の蒼月佳祐。これでも会社を経営してる、家を事務所にしたもんだから気を使って仕方ないが男手一つで俺を育ててくれているんだからそのへんは目をつぶってる。
母さんは俺が産まれてすぐ死んじまったから顔もおぼえてねぇ。

晩飯を食ったら部屋に入り書きかけの設計図を書く、俺が尊敬する人、茅場昌彦を追い越すためナーヴギアを解析し小型化したもの[アミュスフィア]の開発だ。その設計図ももう完成今日で完成する。書きかけの設計図を書き上げ机にしまった後、明日のSAO正式サービス開始に備え眠りにつく。

翌日
目を覚ますともう少しでサービス開始時刻になるところだった、危うく寝過ごすところだったと内心ヒヤヒヤしながら、ナーヴギアを被る。
そして夢の世界へと誘う言葉を発する

『リンクスタート!』
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