剣の世界
□第5章紅の殺意
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Congratulation
その文字がフロアの真ん中に大きく表示される。
しかし俺たちの中に喜んでいる者などいなかった...
軍からコーバッツを含めた3人もの人が命を落とした...
「おいソーマ!さっきの居合斬りは何だったんだよ!刀スキルにそんなモンねぇぞ!」
『あぁ...エクストラスキル<武士道>だよ...』
「か、解放条件わ?」
『解放条件か...それもわかんねぇんだよな...』
「情報屋のスキルリストにも載っていねぇってことはお前だけのユニークスキルじゃねぇか!」
『あぁそういうことになるな。たがネットゲーマーは嫉妬深い奴が多いキリトもそれを恐れて隠してたんだろ。』
「あぁソーマの言う通りだ。俺のスキル<二刀流>も解放条件すら分かってないからな。」
「まぁ、俺みたいに人間が出来てるやつはそういねぇからな。」
『キリト、お前はアスナを心配させすぎだ。 アクティベートはやっとくからお前らは帰って休め。』
「あぁ、そうさせてもらうよ。」
「ソーマ君ありがとう。」
こうして俺は次の階層へ上がって行く。