剣の世界

□第4章 青眼の悪魔
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『「ふぅ、此処がボス部屋か...」』

『「ん?」』

「ソーマ!?何でこんな所に?」

『あぁ、キリトか、何ってタダの散歩だよ。』

「散歩で迷宮区の中、しかもボス部屋の前まで来る訳ないでしょ...はぁ呆れたわ。もう少しマシな嘘つきなさいよ。」

キリトの隣にいたアスナに呆れられながら言われた。

『はぁ〜アスナにここまで言われるとは思わ無かったねぇ。 所で2人で一緒に迷宮区に潜ってるってことは2人もしかして付き合ってるとかかい?』

2人が全力で否定してるのを笑いながら。 俺はボス部屋の方に真剣な眼差しを向けた。

『ふぅ、とりあえず俺はボス部屋覗いてから帰るけどお前らどうすんの?』

「そうだな、俺もボスの攻略の為にもボスの姿ぐらい見とかないとな!俺も行くぜソーマ!」

「あぁもう!のぞき込むだけだからね! あ!先行かないでよ!」

俺たちは転移結晶を片手に恐る恐る奥へ進むと真っ暗だったボス部屋に突然明かりが灯る。

そして現れたのは、まるでいくつかの動物を合わせた生き物、Chimera(キメラ)のようなバケモノだった。


The Gleam Eyes 〈ザ・グリームアイズ〉そう表示されたモンスターがこちらに向かって歩いてくる。

グォォォォォォォォォ

『「「うわぁぁぁぁぁぁ」」』

ボスの雄叫びを聞いた瞬間俺たちは俊敏ステータスを限界まで使いその場を離脱した。
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