鎌使いの小さな願い

□初めての内番
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悠「と、そうだった。鈴影、ちょっとこっちに来てくれ。」
鈴影「はい、何でしょう?」
悠「いやさ、来て早々色々任せっぱなしだったろ?だからお礼しようと思って。」
鈴影「お心遣い痛み入ります。ですが、僕のことを考えてくださっただけで十分です。」
悠「まぁまぁ、貰ってくれないと俺が困る。だから、俺を助けると思って受け取ってくれ。」
鈴影「そんな言い方されては、断れませんね…。では、有り難く戴きます。」
そうして悠から渡されたのは美しい蝶々を象った、ペンダントだった
鈴影「!…綺麗。」
悠「お、喜んでくれたみたいで何よりだよ。これは首にかけるんだ。ちょっと失礼。」
そう言うと悠は、鈴影の後ろに回り首に付けた
悠「うん!よく似合ってる。俺の目に狂いはなかっただろ、清光。」
加「それ、俺が先に言ったんじゃん。」
悠「う、うっせ!そう言うことは言ったらダメなんだぞ!」
加「主ってそういうとこダメだよね?」
鈴影「ふふっ、二人ともありがとうございます。すごく嬉しい///」
全「!」
鈴影の初めて見る顔に皆は嬉しくなると同時に、顔が熱くなるのを感じていた
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