狐憑きと異界

□町に降る不幸
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骸「戻ったぞ。」
秋歌「遅い…。」
骸「すまなかった、不思議な者たちが集まっていてな。」
秋歌「はぁ、そっちも面倒事に巻き込まれたわけか。」
骸「…此方の面倒事と言うのは、新たに加わった人の気配のことか。」
秋歌「あぁ、帰れないと言うんで面倒を見る。勿論帰れるまでだがな。」
骸「ふむ、大変だったな。」
秋歌「骸狐もな。」

少し話をした後、町での話を聞いた
どうやら侍のような格好の者たちが喧嘩をしていたらしい
しかし、服装が異なり違和感があったとのこと
明日には居なくなっていてほしいものだ
秋歌「…明日にでも町に行こう。」
骸「そうだな、その方が良いかもしれぬ。まだ、あの者たちは言い合っていたからな。」
秋歌「はぁ、これ以上面倒が起こらないことを祈るよ。」
骸「まぁ、秋歌に何かあったら我が助ける。安心しろ。」
秋歌「頼りにしている。」
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