狐憑きと異界

□大きな屋敷
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森を抜ければ大きな屋敷が見えた
古い作りだが、見た感じは綺麗で住みやすそうだ
ただ気になるのは人が住んでるかそうでないかだけ
…調べてみるか

秋歌「…人の気配はしないな。骸狐。」
骸「なんだ、秋歌。我に用か?」
彼は骸狐
僕の相棒だ
秋歌「この屋敷を探索してみる。もし何もなければ此処を僕たちの住処にする。」
骸「ふむ、承知した。それにしても古いのぅ。」
秋歌「嫌か?なら、別の場所を「いや、構わん。」そうか?」
骸「あぁ、これも何かの縁だ。我は秋歌が良いと思えばそこで良い。」
そう言ってくれるとありがたいので、お礼を言うと笑いながら
構わん。と言ってくれた
本当に良い相棒だと思う
話ながらも進めていた探索は特に何もなく終わった
強いて言えば少し埃っぽいのと、刀が多すぎると言うことくらいか
まぁ、刀は武器として使えるからいざという時には使えるのでとっておく
埃は掃除すれば良いだけなので、ここに住むことを決めた
今日からは此処で二人の生活が始まる
それも良いかと思うのは、相棒が何時までも居てくれると分かっているからだ

今日はもう遅い
明日から掃除をしよう
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