時の女神の見つめる世界

□森の外に広がる世界
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ナ「リンク…、そろそろ行きまショ。」
リ「…うん、僕にはやらなきゃならないことがあるもんね…。」
デクの木が死んでしまってからリンクはそこから動けずにいた
ナビィの言葉に漸く顔を上げコキリの森へと向かう
ナビィはリンクの背を追うが後ろ髪引かれる思いだった

ミ「おい、リンク!デクの木サマに何したんだヨ!」
森がおかしくなったじゃないか!
そう言ったミドに何も言えず俯く
ナ「リンクのせいじゃないワ!」
リ「ううん、僕が悪いんだ…。だから、やるべきことをやらなきゃ。」
ミ「何言ってんのか知らないケド、さっさと出てケ!」
それだけ言うとミドはいなくなってしまう
ナ「…リンク、落ち込まないデ。」
リ「大丈夫、僕はがんばるよ。でも、少し迷いの森に行ってもいい?」
ナ「…分かったワ。それじゃあ行きまショ。」
そうして二人は迷いの森に向かう
その先にあるものに気が付くこともなく

迷いの森を歩いていくと普段は気がつかなかった道を見つける
リ「あれ、ここに道なんてあったっけ?」
ナ「う〜ん、分からないけど近づかない方が…。」
そう言うナビィに気付かずその道に近付くリンク
?「…此方に来てください。私の声の聞こえる方へ歩いてください。」
突然聞こえてきた声に驚いたが何故かその声に惹かれた
何かに導かれ進んでいくリンクにナビィは慌てて着いていく
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