鎌使いの小さな願い

□決意を固める
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悠「じゃあ今日から近侍頼むな、鈴影。」
鈴影「あの、良いんですか?」
悠「何が?」
鈴影「清光さんじゃなくて。」
悠「いーの、あいつには部隊長やらせちゃってるから大変だろ?」
鈴影「そうかもしれませんが、本来なら部隊長と近侍は同じ方がやるものだと…。」
悠「んな細かいことは気にすんなって。」
そんな会話をしながら審神者の部屋へと向かう二人
その背をじっと見つめるものが一人

小「何故ですか、ぬしさま…。」
加「いや、あれはお前が悪いでしょ。」
小「何処が悪いのですか!ぬしさまが好きなだけです!」
加「じゃあ、邪魔しないの。」
悠「うん、何でいるのお前ら。」
加「俺は止めに来ただけだよ。」
小「ぬしさま〜。小狐めをお側に置いてくだされ〜。」
悠「やだ、お前邪魔すんじゃん。」
鈴影「あはは…。」
加「鈴影も大変だね。ま、頑張って。」
鈴影「は、はい。」

悠「んー、今日は特に手伝ってもらうこと無いな。」
鈴影「では、お茶でもお持ちしますね。」
悠「おう、頼むわ。」
鈴影「はい。それでは失礼します。」
そう言って厨へと向かった
悠「さて、どうするかねぇ。失敗した。」
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