鎌使いの小さな願い

□それぞれの思い
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悠「次これ頼むわ。」
へ「主命とあらば。」
審神者はへし切と共に書類整理をしていた
審神者の仕事である書類整理だが、その数は膨大で一人ではこなせない程であった
その為、この間のように疲れてしまわぬよう刀剣たちが手伝うと決めたのだ
これに対し、始め審神者は断っていたのだが、刀剣たちの必死の思いが伝わり了解した

悠「ああ^〜、疲れた。それ終わったら休憩にするか。」
へ「俺はまだ平気です。」
悠「良いから休む!」
へ「主命とあらば。」
鈴影「あの、主様。少しよろしいでしょうか?」
悠「うん?どうかしたのか、鈴影。」
鈴影「はい。実は本日の遠征なのですが、出征を予定していた五虎退が風邪を引いてしまい、代わりに僕が出ようと思うのですが…。よろしいでしょうか?」
悠「え、五虎退が風邪?…分かった許可する。ちなみに五虎退の様子は?」
鈴影「顔色が悪く、熱もあり、食事が摂れない状態です。」
悠「…様子を見に行く。長谷部、お前は先に休憩しとけ。」
へ「俺も着いていきます。」
悠「いや、そこまでは良いから。休憩も仕事のうちだ、良いな?」
へ「…主命とあらば。では、此方でお待ちしております。」
悠「おう。じゃあ、五虎退の所に案内してくれ。」
鈴影「了解しました。此方です。」
そう言い二人は審神者の部屋を出た
残されたへし切はため息をつく
へ「俺は主のために動けているだろうか…。」
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