鎌使いの小さな願い

□遠征と宴
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暫くまったりと生活をして居たが、政府から仕事をしろと文が届いた
不本意ながらも面倒は避けたいのか仕事をこなす審神者
彼はふと窓の外に目を向ける
此処の刀も次第に増え
新たに加わった仲間で二十振りを越えた
それにより仕事の幅が増えたのだ

悠「はぁ、めんどくせー。仕事増やすとかマジふざけんなよ。」
ぶつくさ言いながらも手を動かす
不意に廊下から声をかけられた
鈴影「あの、悠様、昼餉の準備が整いました。」
悠「んー、もう少ししたら行くから先食っといてくれ。」
鈴影「…分かりました。では、失礼します。」
その声の後に足音が遠ざかっていく
足音が聞こえなくなると審神者は溜まっていた息を吐き出す
悠「ふぅ…。後少しで一旦切り上げるか。」
そう言うとまた文に目を通し始めた

鈴影「主様が先に食べていろとおっしゃっていましたので、昼餉食べててくださいな。」
加「あれ、鈴影は食べないの?」
鈴影「はい、主様をお待ちしております。」
小「小狐もぬしさまと食べるゆえ、待っております。」
愛「んじゃ、飯食っちまおうぜ!」
鈴影「どうぞ、召し上がってください。」
いただきますという声を聞きながら、お茶を淹れるため席を立つ鈴影
その背を見送るとそれぞれ話始める
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