鎌使いの小さな願い

□地下に眠る千両箱 前
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悠「みんな聞いてくれ。」
今は朝餉の時間
真剣な面持ちで話を切り出す審神者に刀剣たちも真剣な表情になる
悠「俺がここに来て初めてのイベントが開催されるんだ。そこで参加しろと政府からの御達しがあってな、参加することになった。」
そう言う審神者の表情は何処か硬い
悠「参加するに当たって、鈴影を必ず加えたチームで行くことを条件で出された。」
鈴影「僕、ですか?別に構いませんが…。」
加「何で鈴影だけ名指しで決められてんの?」
悠「それは…俺にもよく分からん。」
加「な〜んかやな感じするよね。」
悠「あぁ、最初は断ろうとしたんだが強制的だと。」
加「なにそれ?ますます怪しいじゃん。」
悠「はぁ、最悪だよ。政府は何企んでんだ。」
鈴影「僕なら大丈夫ですよ。だから、安心してください。」
悠「そうは言うけどなぁ。俺が心配してるのはそこじゃなくて…。」
加「何を心配してるの?」
悠「あ〜、何でもない。とにかく編成を考えるぞ!」
頭を掻きむしりながらそう言うと話を変えた
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