鎌使いの小さな願い

□仲間
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悠「はよ〜…。」
加「おはよ、主。まだ眠そうだね。」
悠「ん…まだ、来たばっかで慣れてないからね。て、あれ?鈴影は?」
加「鈴影ならもう朝餉の準備してるよ。早く広間に行こ。」
悠「あー、いきなり申し訳ないことしちゃったな…。鈴影には謝らなきゃな。」
加「そうね、別に必要ないと思うけど、主がそうしたいならいいんじゃない。」

二人は話ながら広間に移動すると、中から良い匂いがしていた
襖を開ければ机には料理が並んでいた

鈴影「主様、加州さんおはようございます。朝餉は出来ていますので、席に着いていてください。今お茶をお持ちします。」
彼女はそう言って厨へ向かった
加「俺も手伝うよ。」
鈴影「ありがとうございます、加州さん」
加「良いよ。それと清光って呼んでよそっちの方が良いから。」
鈴影「はい、清光さんと呼ばせていただきます。」
加「ん。それじゃ、これ持ってっとくね。」

加州は茶器を持って来て机に置くと席についた
悠「二人とも仲良くなったね〜。仲が良いのは良いことだ。」
うんうん頷きながら主が溢した言葉に少し照れながらも
加「まぁね」
と、呟いた
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