旅人の休息
□執事の仕事も楽じゃない?
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執事の仕事ってホンット楽じゃないワ
マ「グレル!お茶ぐらい美味しく淹れられないの!?」
グ「ハ、ハイ!すみませんすぐに淹れなおします!」
ほら、す〜ぐアタシのこと怒るんだから!
これだからイヤなのよ!
グ「全く、アタシが何も言えないのを良いことに言いたい放題だし!」
あ〜あ、折角キレイにしてるのに手が荒れたらどうしてくれるのカシラ
咲夜「相変わらずだね〜、グレル?」
突然聞こえてきた声はアタシのよく知るもので
グ「咲夜!何で此処に居るワケ?」
咲夜「そんなの簡単だよ、仕事サボってる死神さんに怒ってらっしゃる方が居るわけよ。んで、あたしはその人の代理できてるの。お分かり?」
そう言った彼女にアタシは首を傾げた
そんなアタシの疑問に気づいたのか、咲夜はこう言った
咲夜「グレルの居場所が分かったのは何となくかな。あ、ウィリアムは居場所知らないし、あたしが何処に行ってるかなんて知らないから安心して。」
なんて言ってのける彼女にアタシは愚痴を溢し始めた
グ「マダムは人使いが荒いのヨ!全くアタシを何だと思ってるノ!」
咲夜「あはは、荒れてるねぇ。でも、ほどほどにしてよ?こっちも大変なんだから。」