旅人の休息

□心臓が煩い
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俺は工藤新一。高校生探偵で多くの難事件を解決してきたんだが、黒の組織に薬を飲まされて小さくなっちまったんだ。
と、前置きはこの辺にして今の俺は最悪な状況だ…。何故かと言うと、俺には幼馴染みが二人居るんだけど、そのうちの1人が今目の前にいて、怪しまれてるって訳だ。
咲夜「…。」
コ「えぇっと、どうしたの?咲夜姉ちゃん?」
やべぇ、引きつった笑い方しか出来ねぇ。
咲夜「…新一?」
コ「!な、何を言ってるの咲夜姉ちゃん!僕は新一兄ちゃんじゃないよ」
冷や汗が止まんねぇ。バレてるわけじゃねぇよな?
咲夜「そう、だよね…ごめんねコナンくん。何か君を見てると新一を思い出すんだよね。推理してるときの真剣な表情とか。犯人を追い詰めたときの笑った顔とか…似てるなって」
ちょっと格好いいって思っちゃって…
とか言いながら頬を赤く染めたあいつを見て、俺は鼓動が早くなるのを感じた。

コ(そんな顔すんじゃねぇよ…俺まで照れるじゃねぇか…///)
 

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