旅人の休息

□心中とは何ぞ?
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ハァァァァ…。
さっきから変人に絡まれてて辛い。
太「そこの美しいお嬢さん、良ければ私と心中しては頂けませんか?」
とまぁ、鬱陶しくも付き纏ってくるのだ。
咲夜「いい加減にしてくれませんかねぇ。鬱陶しいんですけど。」
流石に耐えきれなくなりやっとこさ相手の顔を確認してみれば、格好良い男の人が立っていた。
咲夜「!」
太「!やっと此方を見てくれたね。良かったよ。」
そう言って笑った顔が格好良くて、照れてしまった。
咲夜「///」
太「君の名前を聞いても良いかい?」
咲夜「えっと、咲夜、です。」
太「へぇ〜、咲夜ちゃんか。可愛い名前だね。私は太宰治って言うんだ。宜しくね。」
そういった彼に恋をしてしまったなんて、笑えない。

太「あっ!あんなところに素晴らしい橋があるね♪」
咲夜「えっ、ちょ、ちょっと!」
 

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