煌めくいしの旅路

□初任務と危険人物
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うずまきから慌てて社に戻る面々
理由は依頼の電話があったからだ

谷「えーっと、ご依頼でしたよね。」
?「はい、依頼です。私の名前は樋口一葉と云います。」
太「美しいっ!睡蓮の花のごとき果敢なくそして可憐なお嬢さんだ。どうか私と心中していただけないだろ…。」
スパーンッ!
国「済みません、お気になさらず。」

国木田は太宰の頭を思いきり叩くと、そのまま奥の部屋へと引き摺っていった

樋「其れで、依頼内容ですが。」
谷(そ、そのまま続けるンだ?変人慣れしてるのかな?)

そして細かな説明を聞く
どうも不審な者たちが彼女の仕事場周辺にいるらしい
その人たちの調査をしてほしいという依頼だった
其れを了承し依頼に当たる社員を決めた

国「調査に当たるのは、小僧と小娘、谷崎だ。お前は社に残れ。」
瑠「なっ!?クォーツを一人にするのか!?」
ク「私は大丈夫よ。だって、もしもの時はシルバーが居るもの。」
瑠「彼奴だけじゃ不安だ!」
ク「それに敦くんや、谷崎さんも居るわ。彼らがいてくれるなら安心よ。」
瑠「信用できない。」
国「社員を信用出来なくて仕事が勤まるか。」
敦「あ、あのぅ、いざとなれば僕も助けますし…必ず皆で無事に戻りますから。」
瑠「…。」
国「其れに、今回の任務は然程難しくも危険でもない。安心しろ。」
瑠「…何かあればすぐに向かう。」
ク「ふふっ、信じているわ。瑠璃くん。」
瑠「おい。」
敦「はい?」
瑠「クォーツに何かあったら、コロス。」
敦「はっ、はいぃぃ!」

そして出発前、国木田は忠告をした
この男には遭うな、遭ったら逃げろと
その名は、芥川龍之介
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