鎌使いの小さな願い

□出会い
6ページ/7ページ

こ「では、もう一度出陣してください。今回は二人での出陣なので、先程よりも成功率は高いと思いますよ。」
悠「…清光、鈴影。気をつけて行ってこいよ。」
加「あったり前でしょ!絶対失敗しないから、安心してよ。」
鈴影「了解しました。細心の注意を払って行って参ります。」
二人は悠の言葉に頷くと、出陣した。

加「同じ過ちは二度と繰り返さないから。」
鈴影「微力ながらお手伝いさせていただきます。」
加「…別に敬語じゃなくても良いんだけど。」
鈴影「済みません、これ癖でして。」
加「ふ〜ん、なら良いけど。」
鈴影「たま〜に外れてしまうことはあるんですけど、自分で意識して直すことは今までなかったので。でも、なるべく気を付けますね。」
加「まあ、気長に待っとくよ。じゃあ、そろそろ敵のとこ行こっか。」
鈴影「はい、分かりました。」
その後、順調に敵を倒し先に進んでいた二人は、ついに最後の敵を発見した。
加「お前がボスってやつ?」
鈴影「気を引き締めて行きましょう。」
二人はその後ボスをなんなく倒し本丸へと帰還した。

悠「二人とも、無事で戻ったな。良くやった!」
そう言い二人の頭を撫でているところに、こんのすけがやって来た。
こ「お見事でございました。これで大まかな説明は終わりましたので、私は戻ります。何かございましたら何時でもお呼びください。」
そう言い残しこんのすけは本丸から出て行った。
悠「よしっ!取り合えず、今日はもう飯食って寝ちまうか。二人ともお疲れ様。明日からも頑張るぞ!」
加「了解!」
鈴影「承知しました。」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ