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ショートエピソード


episode1 凛火saido


僕は普段思っている事を全てオウカに打ち明けてみた。


凛『翡翠色の透き通る様な瞳、ぷっくりと膨らんだ唇、白いスベスベの肌、大きいバスト、細く括れたウエスト、形のいいヒップ、細くて長い手足を全身を舐め回してみたい!!』


俺が全部言い終えた時にはオウカには冷たい目で見下されクーディアと火焔には原型の姿でスタンバッていた


ク『んじゃ!三途の川に行ってらっしゃい♪』


火『………死ね』


凛『ぎゃぁぁぁぁあああああああ!!』


僕はシバかれて三途の川で手を振っているおばあちゃんがくすんで見える所まで見えた


fin.



episode2 クーディアsaido


コレはオウカと旅を出る前の話
オウカは旅の準備でバックに必需品を入れていた


ク「オウカ旅の準備が少し早いんじゃない?まだ、一週間はあるよ」


貴「だって…」


ク「?」


貴「早く旅に出て、お姉ちゃんのシスコンから逃れたいから」


ク「………」


それを扉の前で聞いていたミユキが泣いているのを見えてそれを諌めているポケモン達が見えた
この時に僕は、オウカは僕が思っている事を裏切ってくれる特別な存在となった


fin.



episode3 火焔saido


俺の名前は火焔。俺はオウカに選ばれて一緒に旅に出ているが、何で選んだのか思いっきって聞いてみた


貴「え、……火焔のクーデレた所を見てみたいから」


火『………』


オウカは真顔で答えていて、何かを期待した数秒前の俺がバカだった


fin.



episode4 ラドsaido


オウカを見て一目惚れで付いて来て晴れてオウカのポケモンになった。それで気になった事を何となくオウカに聞いてみた


ラ『なぁ』


貴「(*´・ω・)ん???」


ラ『(可愛い、じゃなくて)何で、家事しないんだ?俺はオウカは家事出来るって聞いたが』


するとオウカの奴は疾斗の方を指差して


貴「オカンがいるから大丈夫」


疾「( ̄◇ ̄;)!?」


疾斗は余程ショックなのか部屋の隅で体育座りして八の字を書いていた
後日談として疾斗から俺と火焔に悩みを聞かされたのは言うまでもない


fin.






episode5 疾斗saido


俺は普段から家事を任されて毎日こなして分からない事はオウカに聞いてやっているが、俺のボジションがオカンという立場になりつつあった。この前だって


貴「オカ、じゃなくて疾斗これよろしく」


疾「オカンって言いかけたろ!?今!!」


貴「サァ〜てと買い物買い物と(^_^;)」


ラ『逃げたな』


人生の中で一番、オウカにオカンと言われかけたのがショックだった
その後どうすれば良いか火焔とラドに相談してみるが…


火「しらん」


ラ『あぁ〜ドンマイ』


それぞれ一言だけで済まされた
また、オウカにオカンと言われかけたのもまた後日


fin.





episode6 ラドsaido


この間、オウカがテレビを見てそこにお嬢様に従う執事を見ていた


貴「お嬢様って女の子なら誰もが憧れるよね。って事で火焔」


火「何でしょうか?お嬢様」


火焔は断る事も無く以外と様になっていた。無茶振りにも対応するパートナーは流石だと思った


ラ『俺は?』


貴「(ツンデレ)俺様系執事だね(^_^)」


ラ『おぉー‼︎』


言われて嬉しかった。そこで疾斗が聞くと


疾「じゃあ、俺は?」


貴「うーん。オカン」


疾「( ̄◇ ̄;)!?」


疾斗は部屋の隅で丸まって泣き、また後日談として俺と火焔に聞きに来るのは言うまでもない


fin.



episode7 火焔saido


今日の朝から昼まで、オウカは部屋にこもって何かを作っているが何を作っているのか誰も知らない
疾斗は昼食の準備をしてキッチンにラドはテレビを見て俺はソファーで本を読んでいると部屋が開く音とドタバタと足音が聞こえるとオウカが来た


貴「疾斗は?」


俺がキッチンの方を指差していると疾斗が来た


疾「ドタバタと走るなよ。転けて怪我したら大変だろ」


と過保護っぷりを発揮


貴「疾斗にプレゼントがあるの!!」


疾「プレゼント?」


オウカはそう言って手の中にある布を広げた


貴「じゃーん!エプロン‼︎ウチのパーティーではオカンは必須ですから(。 ・`ω・´) 」


疾「…………(´・_・`)」


疾斗は何も言えない顔でポッポの刺繍入りエプロンを受け取った。


火「…………クッ」


ラ『………(○゚∀゚)プハァ∵∴⁉︎』


俺とラドは同時に吹き出した


疾「おいコラ‼︎火焔、ラドお前ら昼飯抜きにするぞ‼︎」


ラド『勘弁してくれ!?』


火「…それだからオカンって言われるんだよ


疾「なんか言ったか(¬_¬)」


疾斗は俺にギロリと睨む


火「………別に(¬_¬)」


疾斗はエプロンを付けた状態でキッチンから出て来て、また俺とラドに笑われるのは数秒後


fin.



episode8 雷羅saido


ポケモンセンターの宿に泊まって部屋で寝ていると騒ぐ声が聞こえて部屋を出て騒ぎ声が聞こえる所に行くとなんか火焔、疾斗、雷輝ラドが倒れてると言うより気絶してるんだけど


雷『何やってるの』


貴「あっ!雷羅何も言わずにコレ食べてみて!」


オウカは真っ黒い何かを持って目の前にくる


雷『何、これ』


僕はそれを見た瞬間に顔をヒクつかせた


貴「雷輝が作ったグラタン」


雷『いや、グラタンって言う前に料理って言えるレベルじゃ(ウグッ』


オウカは僕が言い切る前に口の中に真っ黒いグラタンを突っ込む


雷『………(何これ、吐き出したい。この異物)』


僕はキッチンに行って吐き出した


貴「やっぱり食べれないよね」


雷『当たり前でしょ!雷輝何作ってんだよ!』


雷輝に向かって言うと雷輝はフラフラと床から立ち上がった


雷『いや、俺に作れるかなって』


雷『作った張本人が倒れてるのに?』


雷『だよね』


この時全員が利害一致で雷輝に料理を作らせないと心に誓う


fin.



episode9 雷輝saido


リビングに行くとオウカがキッチンで何かを作っていた


雷『何作ってるの?』


貴「あぁ!雷輝来たの?今ね、ポフレ作ってるのよ」


雷『ポフレ?』


貴「カップマフィンみたいな物よ」


オウカはポフレ?を持って来た


貴「食べていいよ」


僕はポフレを食べると甘さ控えめでほんのりと酸っぱさを感じる味だったが、個人的には好みの味だった


雷『……美味しい』


貴「そう?良かった、ナナシの実が調度良い好みだったから酸っぱいものが好みなのね」


そういうとオウカは小さい手帳を出してメモをした


雷『ねぇ、そのメモ何を書いてるの?』


貴「見る?」


オウカは手帳を僕に見せた。そこにはレシピらしき物が沢山書かれていた


雷『す、凄い。コレ全部作ったの?』


貴「うん。コレから色んな地方に行くからコレから増えるかもね〜」


雷『あ、あのさ』


貴「(*´・ω・)ん??」


雷『コレからもさ、料理作ってくれる?べ、別にオウカの料理を食べたいとかじゃあ無いからね!その、えっと、料理の味が好みだったからね!!』


貴「(ツンデレ最高)別にいいよ」


雷『約束だからね‼︎』


貴「うん(^_^)」


オウカは微笑みながら僕を見た。その笑顔には太陽の様な笑顔で輝いていた


雷(やっぱり、オウカのポケモンになって良かった)


あの笑顔見れるなら僕は何時でもオウカの側に居たい気持ちで心が暖かくなるのであった


fin.







episode10 ミユキsaido


オウカは昔からポケモンに好かれていてトレーナーに預けに来たポケモン達や野生のポケモンでさえ、仲良くならない子は誰もいなかった
私はオウカと違ってポケモンの声は聞こえないけど、オウカのお陰で育て屋で躓いても助かった事が何度かあった


貴「ポケモン達がご飯はまだって言ってるよ」


ミ「そういえば、もうそんな時間ね」


貴「早くしてよね」


ミュウのクーディアが突然来てオウカが旅に出るって聞いてポケモン達は泣く子がほとんど居てオウカは愛されてるなと思った
私のトレーナー時代に捕まえたポケモン達が擬人化して私の育て屋の手伝いが楽になった


ミ「オウカが旅に出て一週間ね」


私のポケモンの一匹のムクバードが答える


ム「そうだな。ポケモン達も落ち着いてきたしな」


ムクバードが見つめる窓にはポケモン達が外で元気良く走り回っていた


ミ「そうね」


プルルルル
と通話音が聞こえたと同時に私は走ってワンコール内に出る


ミ「オウカ!」


貴《うわぁ。出た》


オウカの引く声が聞こえても無視した
ポケモンに好かれて声が聞こえて悪い奴らに利用されるかも知れない。もしかしたら、後戻りなんか出来ない状況になって世界から敵に回す事になっても私は世界でたった一人の妹を愛し続けて旅が無事に終わって帰ってくる事を祈るのが今の私の出来る事


ミ「オウカ


貴《何?》


ミ「大好き」


貴《気持ち悪い。シスコンが》


ミ「(●´ω`●)ゞエヘヘ」


fin.





episode11 火焔saido


さっきからクーディアと雷羅はニヤニヤしていて凛火、ラド、雷輝はソワソワとして疾斗は哀れみんだ顔をしている。俺は周りを見渡してある事に気付いた


火(オウカがいない?)


皆がいる時には必ずオウカがいるが、コイツら全員が同じ部屋にいる訳がない。それにクーディアと雷羅のあの含み笑いは何かある時の笑いだ


火(面倒くさい事に巻き込まれた)


俺は部屋を出ようと扉を開けたらしたらオウカとぶつかった


貴「い、痛い」


火「……悪い」


倒れかけたオウカを支えた訳で顔が数センチの所でキスが出来る距離だった


貴「ッ!?」


オウカは恥ずかしいのか赤面して俯いていた。見た所怪我はして無いが聞いてみる


火「大丈夫か?」


貴「う、うん」


火「……次から気を付けろ」


俺はオウカのおデコにキスして頭を撫でて部屋を出る時にクーディア達の方を見て挑発する様に鼻で笑い部屋を出た


凛「オウカオウカの純粋がぁぁぁぁぁぁあああああああ


ク「うるさい!!」


叫び声を聞きながら自分の部屋に入った


火「……………(恥ずかしかった)」


俺はドアに背もたれていて手の平で頬を赤く染めた頬と口元を覆った


後日談でクーディアと雷羅が俺のデレを見てからかおうと企んでいた事を知ってあの二人をシバいたのは言うまでも無いだろう


fin.


episode12 クーディアsaido


僕はリビングのソファーに原型の姿で昼寝していると尻尾に違和感を感じて起きてみたら


ク『何これ』


尻尾の先に赤いリボンが結ばれていた
すると部屋のドアの前に誰かがいて笑っている声が聞こえてサイコキネシスでドアを開けると蒼白な顔をしたラドと疾斗と凛火がいた


疾「Σヽ(`д´;)ノ うおぉ⁉︎」


ラ『ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ』


凛「(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル」


ク『君達はどうやら僕を怒らせたいらしいね〜
あの世に逝く?


凛「ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ 」


疾「逃げるぞ!!」


ラ『Σ(゚д゚;) ヌオォ!?』


疾「凛火、お前の犠牲の事は一生忘れ無いからな(・`ω・´)ゞ」


疾斗はラドを抱えて走って逃げる


凛「見捨てないでえぇ〜〜。・゜・(ノД`)・゜・。」


ク『大丈夫だよ。あの二人もその内に始末するからね(^言^)』


凛「ギャァァァアアアアア‼︎


遠くから見ていたオウカ、火焔、雷輝、雷羅は


貴「何やってるの?」


雷『新しい遊びでもしてるんじゃない』


雷『混ざろうかな』


火「………ろくな事無いぞ」


クーディアは凛火を連行している所だった


ク「早く来いヽ(゜▽゜ )-C(凛<(/;◇;)/ イヤァアアアアア!! 」


部屋に連れて行かれた凛火に悲鳴が聞こえてその数分後に疾斗とラドの悲鳴が聞こえた


雷『寝てるクーディアにイタズラするとろくな事が無いのにバカな事を雷輝はマネしない様にしてよ』


雷『流石にアレ見たらやらないよ(~_~;)』


今日も平和な一日


fin.


episode13 火焔saido


リビング


火「……スー……ん…」


俺、何していた?確か、本を読んでいていつの間に寝ていたようだ。オウカか疾斗辺りか俺に毛布が掛けて行ったんだろうな。それにしても、お腹辺りに重さが…重い?


火「………何でお前らがいるんだ?」


重さの正体は原型姿の雷輝と雷羅だった。雷輝は少しやんちゃで遊び盛り雷羅は静かで大人の様にしているが…


火「……まだ、子供だな。………眠い」


俺は雷輝と雷羅に癒され眠気が来てもう一回寝るする事にした
一日中寝て居る所を見られると疾斗に怒られそうだがどうあしらうか考えながら眠りに落ちた


数時間後


疾「おい!火焔起きろ!お前は何時間寝てると思ってんだ!?」


火「(。-ω-)zzz. . . 」


疾「起きろぉ〜!!」


疾斗の苦悩は続く


fin.


episode14 疾斗saido


最近、というより随分前からオカンとして定着して来たが更に悪化している気がする
朝、早く起きてご飯作って寝ている奴らを起こして掃除、洗濯、買い物やら朝に家事全般を済ませて昼飯作った後雷輝と雷羅とラドの相手?と言うか、まだ小さいから子守か。オウカか火焔がソファーなどで寝ていたら毛布か起こすかして夜ご飯を作ってその繰り返しの毎日


疾「俺、どうすればいい」


ラ「世話焼き過保護の性格だからどうもな」


火「……無理だろ」


疾「…………( ˘•ω•˘ ).。oஇ」


fin.







episode15 槇鬼saido


これはワシがオウカの嬢さんの先祖の彼女との最後の約束でもあり最後に過ごした日でもある


[シンキ]


【何だ?】


[この先、数千年後の私の子孫の事を支えてあげてね]


【何を言っている?そもそも、ポケモンの寿命は…】


[ネンキがね、数千年後にシンキがいるって話をしてたの]


【ネンキが…(ネンキはネイティオだ。……未来視が見えたのか)】


[だから、その子を見守って]


それが彼女との最後の約束
ワシは彼女との約束通りオウカの嬢さんを守る


貴「槇鬼?」


槇「ッ!?何だ?オウカの嬢さん」


貴「いや、大した事は無いけど…ぼーっとしてるから」


槇「何も心配する事は何も無い」


貴「ならいいけど?」


槇「ほら、雷輝と雷羅が呼んでるぞ」


貴「うん」


彼女とオウカと性格は違うが生まれ変わりと思える程に面影が重なる時が良くある。
ワシは彼女に恋をしていたが、彼女の幸せを願い最後まで見守った


槇「オウカの嬢さんはどんな道を選ぶか」


槇鬼はオウカの後ろ姿を見ながら思い続ける。オウカは皆の幸せか愛する人との幸せどちらの方を選び進むのかと


fin.






episode16 凛火saido


僕は多分一目惚れだと思う。オウカと初めて会った時に自然的な態度で接していたけど、内心は可愛いと思ってた。他の子とは比べ物にならない位の純粋で儚げで力を入れたら折れそうな手足で綺麗だった
確かに僕はクーディアのストッパー役でオウカの手持ちになる様に仕向けられたけどもね。僕がオウカにセクハラ紛いの行為をしてるのはクーディアの事で周りに影響が無いように僕が嫉妬や邪険の発散としての相手をしてやっているだけ。
オウカには笑顔でいて欲しいし、クーディアが人間に行う残忍な行為を見て欲しくない。その為なら僕位の犠牲は安い物だし、それにクーディアよりも強いからね。
まぁ、僕のそんな気持ちに槇鬼には気付かれている所は流石は生きてる歳が違うなと思ったけどね


貴「凛火こんな所で何やってるの?」


凛「何でも無いよ。それよりも僕を探しに来たの。クーディアとか止めに来るでしょ?」


貴「槇鬼が何処かに連れて行って相手してる。他の皆もそれぞれのんびりしてるし」


凛「って事はオウカと二人っきりって事だよね?何なら気持ちい事する?(何て口走ってるけど、こんな純粋に手を出せる訳がない)」


貴「卑猥な事はしないけど」


オウカは僕に抱き着いて来た


凛「ぇ、はぁ?ちょっと!?」


貴「以外と筋肉ある」


凛「何処触ってんの!?」


貴「腹筋と胸板」


凛「何で真顔で答えられるの!?普通恥じらうよね‼︎」


貴「別に。というか、凛火って私が抱き着くと恥じらうんだね」


オウカは僕の胸板に顔を埋めた


凛「〜〜ッ///(抑えろ理性)」


貴「凛火が何となくクーディアを抑えてるのは分かってる。たまには甘えても良いんじゃ無いの」


凛「………」


僕は遠慮がちにオウカの背中に腕を回し首筋に顔を埋めて芝生の上に転がる


貴「こういうのもいいでしょ」


凛「そうだね」


僕がこうしてオウカに甘てる事が許されるなら、おデコにキスしても良いよね
僕はオウカのおデコに静かにキスを送る


fin.




episode16 疾斗saido


家事も一通り終えて一息つけにソファーに座ろうとリビングに行くと珍しく眼鏡を掛けたクーディアがいた


疾「お前何やってんだ。というか、メガネ掛けるヤツだったけ」


ク「あぁ、疾斗か。いやぁ、ちょーとポケソフを弄ってね♪それに機械系の光はポケモンでも目に悪いからね〜」


疾「それでか」


すると、少し好奇心旺盛な雷輝がリビングに来た


雷「ねぇ、二人で何してるの?」


雷輝はクーディアの背中に凭れかかる


ク「大人の事情」


クーディアは含みのある笑いで雷輝に言う


疾(俺の容姿は思いっきり未成年なのだが…まぁ、精神年齢は20歳以上なのは確かだな)


雷「ぇ━(*´・д・)━!!! なにそれ!!」


雷輝は拗ねて不満の声を上げる


ク「教えてあげないよ♪」


雷輝とクーディアと俺で暫く話していてリビングにもう一人の存在がいた事に気付かなかった


バシャ


疾「ッ!?」
雷「何の音?」
ク「そろそろ、隠れてないで出て来たら?」


そこにはいつの間にかリビングの方に隠れていた彼女がいた


貴「良いスリーショットが撮れました(๑•̀ㅂ•́)و✧」


彼女の片手にはカメラを持つ姿があった


雷「オウカ!?」


貴「いや〜三人とも仲睦まじくて良かった。良かった。しばらくの間良いシャッターチャンスを狙っていてね。三人の笑顔を頂きました(。 ・`ω・´) 」


疾「って事は最初から居たのかよ!?」


貴「うん!それにクーディア」


オウカはクーディアに含みのある笑顔で言った


ク「何?」


貴「クーディアのメガネ付けた笑顔もカッコイイしね!」


オウカは爽やかな笑顔でクーディアを見た


ク(ヤバい、可愛すぎでしょ)
疾(やっぱりこの中で癒しと言ったらオウカだな)
雷(僕もメガネ掛けたらカッコイイっね言われるかな)


三人ともそれぞれ思い思いに考えていた


オマケ


貴「うんうん。旅の思い出にカメラ持って来て良かった。それにしても、そろそろアルバムの制作も考えないとね」


オウカは密かにアルバムの制作に取り掛かり皆に公開するのはまだまだ先の話


fin.


episode17 saidoなし


ク「さぁ〜!今日もやって参りました!ポケモンネットショッピング」


ジ「ふむ、何故この私が相手にしないといけないのかね?」


ク「今回紹介する商品はこちら!
ポケットソフナア略してポケソフ」



ジェイドの発言にサラリと流すクーディア


ジ「(無視なのかい)一体、どんな商品なのかい?」


一先ず、ジェイドもクーディアに乗っかってナレーションをする


ク「この商品のポケットソフナアはですね。なんと!!ボックス機能やマップ、電話機能、転送機能、カメラ・ビデオ撮影機能、ラジオやテレビなどしても使える便利機能も付いておりそれだけではなく!!
ポケモン図鑑と連動すれば更に詳しく調べられる優れ物な商品なのです!!」



ジ「おぉ!!最新機器としても使える訳なのだな!」


ク「ポケモン図鑑と連動に使うコードとボックスの転送機能には別売りの商品なのですが!!」


ジ「それはそれはどうにかならないのかい?」


ク「今回は特別に何と!!
ポケソフの本体とコードと転送機械をセットに15万円の所!!今回は特別サービスに5年間の無料の修理費を付けまして10万円です!!」



ジ「なんと!!」


ク「先着一名様にプレゼントします!御電話はこちらxxxx−xxxx−xxxxxです
ポケモンネットショッピングからお贈りしました!!」



クーディアとジェイドがやっている茶番を遠目で見ていた疾斗・雷羅・ラド・ルイス


疾「何やってんだ」


雷「さぁ、一種の暇潰しなんじゃない」


ラ「何でジェイドが巻き込まれてんだ」


ル「クーディアの口車に乗せられたんだ」


一部の面々は盛り上がりもう一部はどうしようかと頭を悩ませた


fin.



episode18 雷輝saido


野生だった時は僕は雷羅と産まれた時から一緒過ごして来て偶然にスピアーの群に遭遇していたオウカを助けた。そして、その後オウカのポケモンになってモンスターボールの寝ようとしたのは良いけど…


雷(どうしよ。寝れない…)


雷輝は新しい環境か寂しがりやな性格の影響でか寝る事が出来なかった
いつもは雷羅と一緒に寝ているが雷羅は既にモンスターボールの中で寝ていた


雷(暗い、寂しい、怖い)


オウカは皆とは別々に寝ている。オウカさえ、良ければ一緒に寝てくれると思うけど、
雷輝は自然とオウカの寝ているいる部屋に向かって部屋に入った


雷(………オウカを見て楽になるかなと思ってたけど、逆に虚しくなっちゃった。………どうしよ)


すると、オウカは寝返りをして薄っすらと目を開けた


貴「……ん…雷羅どうしたの?」


雷「いや、あの、その」


僕はただ一言だけで済む事なのに性格上素直になる事が出来なかった


雷(オウカの睡眠を妨害する事になるなら来なければ良かった)


僕は内心公開して何でも無いと言おうとした。でも、口を開けた時に腕を引っ張られてオウカの寝ているベッドに引きずり込まれた


雷「うわぁ!?オウカ!!」


貴「寝る(。-ω-)zzz. . . 」


雷「えっ!?待ってってもう寝てるし!?」


オウカは僕を抱き締めて離れようにもホールドされて離れられなかった


雷(………どうしよ。でも、凄く安心する)


雷輝はオウカから伝わる体温と心音の心地良さにいつの間にか寝ていた


オマケ


貴「フフフ。雷輝の寝顔写真GET♪」


雷輝の寝顔写真を撮っていたのは他でもないオウカだった
狸寝入りをして雷輝の寝顔写真をカメラを収めて旅の思い出が増えたと喜ぶオウカだった


fin.



episode19 奏飛saido


輝『ピィピィ!!』


輝夜は両手を上げて目の前の人物に抱っこしてとせがんでいた


奏「どうしてこうなった」


他の皆はやる事があるとかで殆どが外に外出でつまり、今は俺しか居ない。輝夜自体は嫌いじゃない。嫌いではないが…


奏「いざとなった時の扱い方が分らねぇ」


そもそも、この強面の顔立ちだから子供に泣かれてばかりでいたので俺の顔を見ても泣かないのは輝夜が初めてだ。
輝夜はリビングでボール遊びを始めて俺は部屋の隅で頭を抱えると言う混沌の中だ

それに、輝夜の面倒を見て居たのは疾斗や槇鬼やオウカだ。火焔や狐紅はときおり面倒を見ていたが他のメンバーも俺も皆は世話や面倒見というより遊び相手にほぼ近い
だから、いざという時の泣いた時のあやし方は知らない。俺は頭を抱えていた


奏「ε=(・д・`*)ハァ… 」


すると、いつの間にか輝夜が俺の側に居て服の裾を引っ張る


奏「なんだ?」


輝『ピィピィ!』


すると、輝夜はポールを持って来て俺を見つめていた。一緒に遊んでと言うように


奏「悩んでいてもしょうがねぇから遊ぶか」


輝『ピィピィ!!』


輝夜は嬉しそうにピョンピョンと飛んで喜んでいた


奏(こういうほのぼのとした感じも悪くねぇな)


これから先も輝夜の面倒見るのも悪くないなと思った


fin.







episode20 疾斗saido


俺と狐紅とオウカで買い物にショッピングモールに来ていた


疾(買い物ならまだ良い。だが…)


疾斗の目線の先にはオウカと狐紅は服の選びにかれこれ数時間立っている


貴「…これはどう?」


狐「水色と青色のタータン・チェックのシャツですか。良いチョイスですね」


狐紅とオウカの選ぶ服のセンスは良い
だが、待たせる身にもなれよ。


疾「おい。まだかよ」


俺は後何時間まで待たされるのかとため息を吐きながら聞く


貴「あと、もう少し、もう少しで終わるから」


疾(後、少しって何時間だよ)


その後、俺は三時間も待たされて外に出た頃には日が西側に傾いていた


fin.





episode21 雷羅saido


さっきからオウカからの視線を感じて眠たくても寝る事が出来ずにいた


雷『ねぇ、さっきからなんなの?人の事をジィと見てきて』


貴「いや、その」


オウカは目を泳がせて口をもごつかせていた


雷『何?』


僕は眠たくてもオウカには必ずと言っていい程に悪態を吐けずにいた


貴「も、」


雷『も?』


貴「もふもふさせて下さい」


そう言ってオウカは恥ずかしそうに顔を赤くさせていた


雷『何、そんな事?』


貴「そ、そんな事って」


オウカは何か言いたそうな顔をしていたがその前に僕はオウカの膝の上に乗って横になる


雷『好きに触れば。僕は寝るから』


貴「えぇ、うん」


えっ、このまま寝るの?なんて、オウカの呟きは無視してぎこちなく頭を触られるのを心地よく感じながら僕は深い眠りについた


fin.



episode22 ラドsaido


俺がキッチンに言ってジュースを飲もうとリビングに行くと居室にクーディアと凛火がいた


ラ(何やってんだ?)


二人にバレない様に様子を見に覗くとスゴロクをやっていた


凛「うわぁ!何これ!?オヤジギャク言ってスベったらに二回休みとか!!」


ク「って事でオヤジギャクを一発 3 2 1」


凛「えっ!ちょ!?えっとー。
アメは甘めぇ」



ク「…ハイ。ダメ〜二回休み」


凛「えぇ!?」


クーディアがサイコロを振ってスゴロクを再開した


ラ(…と言うか、オヤジギャクを言わせるスゴロクって誰が作ったんだよ)


俺はあの二人のスゴロクに巻き込ませたくないから直ぐに居室の前から逃げる様に歩いて行った

fin.





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