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□兄がエロいから仕方ない
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想像してほしい。


好きなやつが、毎日隣で無防備に寝ていたらどうだろう。


好きなやつが、毎日足やら腕やら胸元やらをさらけ出していたらどうだろう。


それもたまに乳首がこんにちはしてるんだぞ!



特に最近のカラ松はひどい。



「ふ〜今帰ったぜ、ブラザー」



今だって帰って来たかと思えば、いきなりストリップを始める始末だ(ただの着替えです)


暑かったのか、ほんのりピンク色に染まった肌とか、ツンとたっている乳首がぁぁぁぁぁ……………


挙げ句、パンツ一丁で歩き回るのだから。



もう堪りません。


俺の股間が限界です。


…ということで、知り合いの博士に作ってもらったお薬をカラ松の飲み物に混ぜてやった。


身体を弛緩させて、エッロエロになるというなんともありがた〜いお薬だ。



それを大量にぶちこんでやったジュースを一気飲みするカラ松は、しばらくするとソファーで寝てしまった。


薬が効いていないのかと心配で近寄ってみたが、杞憂だった。



「……ひひッ」



ついつい溢れる笑いを抑えながら真っ裸に向いて、いつかの時のために用意していた荒縄で左右の手足を縛った。


足をパカッと開いてやれば、すでに硬くなっている性器からダラダラと蜜を流していた。


うおおおぉぉぉぉからまつぅぅぅう

カラ松のカラ松からカラ松汁がぁぁぁ


なめたい

べろべろしたい

ちゅうちゅうしたい



っていかんいかん!


暴走しかける自分を戒めるために、カラ松の性器を細い縄で縛り上げる。(そのために用意してました)


根本にぐるぐるとまきつけ、蝶結びをしてやる。



そして、いそいそと部屋をでて襖を少し開けたあと、ひっそりと息を潜めながら廊下に座った。



起きたらどんな反応するか、見ててやろう。


















外気の冷たさとは逆に、燃えるような身体の熱に目が覚めた。



そして身動きのとれないことに驚き口を開く。


「なんりゃ、これぇ…ッ!?」


あれ?

舌が上手く動かない。

いつものように話しているはずなのに、口から出てくる声は鼻にかかったふにゃふにゃと覇気のない声。


まるでお酒を飲んだあとのような感覚だ。


頭がぼーっとして、身体が熱くて、舌が回らなくて。


でも違うのはバクバクとうるさく鳴る心臓や、下半身に集中する血液だ。


それ以前に!


俺はどうして裸で縛られているんだ?

あそこまで縛られているし…、男としてショックだ……



「…んっ……く、しょお…んっ、ぁ…?」


縄を外そうともがくもぎっちりと縛っているそれは、ただ皮膚を擦るだけ。

その瞬間、ヒリヒリとした痛みとは違う感覚に妙な声が出てしまう。


「…………?」


今の感じは、なんだろう。


不思議に思い、今度は身体を横にしてみると…


「ッぁぁ…〜ッ…!?」


性器が太ももに触れ、ビリビリと電流みたいなものが駆け上がる。

あ、あれ……?

気持ちいい……


ツンツンと肌を撫ぜる淡い感覚に、夢中になって足や腰を動かした。


「んっ…はぁ……ぁ、ぅ……」


でも、得られるのはほんのわずかな刺激。


そのために意識を向ければ、おのずと身体中から沸き上がる疼きに気付かざるえなかった。


「っ…ぁぁ……ぁ……はっ、…」


ゴクリと飲み込む唾液の感触にさえ興奮する。


触りたい
ちんこ触りたい
ゴシゴシしたい
さきっぽぐちゅぐちゅしたい
いっぱい出せたら気持ちいいだろうな…


気持ちばかりが先に行き、届かない手がパタパタと動き開閉する。
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