本棚

□愛の首輪
1ページ/12ページ

オメガバースとは…





この世界には、男女という性別のほかに

α性、β性、Ω性

という3種類が存在する。


アルファ性【α男性・α女性】
    生まれつきのエリート・ボス気質。社会的地位が高い者に多く、全てにおいて優遇される。数は少ない。

ベータ性【β男性・β女性】
    ごく普通の人間。人口比率的にも最も多く、β同士で結婚するのが一般的。


オメガ性【Ω男性・Ω女性】
    数はα性よりも少なく、約1ヶ月に1度、1週間の発情期が存在する。発情期は10代後半から始まるとされ、発情期ならば男女問わず妊娠が可能。 "種の繁殖が仕事”とみなされており、社会的地位は低い。

Ω男性は、直腸の奥に(子宮と同じ機能を持つ)生殖器が存在し、発情期にα男性、α女性(α女性には男性器と同じ機能が備わっている)、もしくはβ男性、と性交すると妊娠することができる。

その際、Ω男性は肛門から粘液が出るようになる。


発情期では、番(ツガイ)のいないαやβを強く惹きつけるフェロモンを無条件で発してしまう。


番【ツガイ】
   αとΩにだけ存在する特殊なつながり。
本能的なもので、番になると生涯寄り添う。
フリーのΩは、フェロモンでフリーのαを誘い、αがΩのうなじを噛むことで番となることができる。
また、番を見つけたΩはフェロモンは発さなくなる。
この番は、恋人関係や結婚よりも強い繋がりであり、一旦番になるとどちらかが死ぬまで解除されない。

抑制剤 発情を抑えるクスリ。
    発情によって動けなくなることやフェロモンを分泌することを抑制する。
人により、吐き気や目眩、頭痛などの副作用がある。




ここでの話は、以上の設定をもとに書いています。







では、本編へどうぞ。


→→
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ