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□片想いラブソティ
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松野家三男、松野チョロ松。



好きな人は、にゃーちゃん。



好きなことは、アイドルの追っかけ。



可愛い女の子が大好き。



エロいことは……まあ、人並みに好きだと思う。



ぼちぼちエロ本もあるし、たまにそれ見て抜いている程度だから、僕は至って普通。








そう。






建前上はーーー。

















実際のところは…



好きな人は、一つ上の実の兄。



好きなことは、頭の中で兄をいたぶること。



もちろん抜きネタは、兄に決まっている。



頭の中でぐっちゃぐちゃのデロンデロンに犯しまくって、つり上がった眉をハの字にさせて泣きじゃくるカラ松を抱き潰す妄想はたまらない。



乳首が真っ赤っかになるまで弄くり回して…


尿道を犯して…


ケツマンも捲れ上がって可哀想な位に突いて…



泣いてヨガる姿をビデオに取って…



それを見せながら、またぶっこみてえ…





………と、まあ、本来の俺は、ノーマルの「ノ」の字もない。



サド野郎なのです。







いつか、カラ松を俺のものしようーー



そう決意して、早三年。



仕事が決まれば金で釣って囲い込んで調教して俺に心酔させればいいのだが、なかなかそうもいかず悩ましい限りだ。




本音をいえば、カラ松に好きだと言いたいし、好きだと言われたい。



リア充みたいなラブラブハッピーで頭の中まで色々わいてみたい。



けれど、まあ…


それは高望みだということは重々承知しているから、せめて身体だけでも、なんて考えてしまっている。








せめて…



そう、せめて、だ。








そんなある日のこと。




いつものように、にゃーちゃんのライブに出掛けていたけれど。


俺としたことが日程を間違えてしまい、他にすることもなく予定よりだいぶ早く帰宅した。



「…ただいま〜」



玄関をあけると、俺の言葉は静かな空気に霧散した。



誰もいないのか?



玄関の鍵は開いているのに、返事がない。



もしかしたら昼寝でもしているのかもしれないと思い、極力音をたてずに二階へと上がっていく。



「…〜〜ッ…〜、ー………」



「………?」



微かな電子音と途切れ途切れに聞こえる声。



徐々に近づくに連れて、その声はクリアになっていく。



甘い、上擦った声は、情事を思わせる艶やかなもの。



なんだ?

誰かAVでも見てんのか?



興味半分冷やかし半分で、わずかに開いた襖の隙間から中を覗いてー



「ーーッッ!!??」



俺は、息を飲んだ。




「…っ、あ…あぁ……あ、んッ…」



中に居たのは、俺の想い人のカラ松で……



それも、アナルに玩具を突っ込んでオナニー中…


いや、アナニー中?



「…っあ…はあ、ン…んぁ……」



うっわ、くそエロ……



四つん這いで尻だけを高く上げて、アナルに挿っている玩具を抜き差しし、切なげな声を出しているカラ松。



その顔は真っ赤だし、目は潤んでるし想像なんかより断然可愛い。


股の間からは愛らしいカラ松の性器がぷるぷる震えているのが見える。




ヤバイ……



可愛い………



くそエロい、カラ松ってこんなにエロかったのか…


あ〜あ〜、眉毛垂れ下げちゃって、あんな玩具突っ込んじゃって…


うっわ、ケツマンうねってるのが見えるッ…



気持ち良さそうな声出して…


あの感じじゃ最近始めた風じゃないな



アイツ、ケツ穴弄られるの好きなんだ…




食い入るように見ていると、ふと思った。



もしかして、アイツ、好きな男でもいんのかな…?
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