もうひとつの扉

□ハートをください
1ページ/3ページ

夕日が妖精学園を照らす、この時間。
部活動も終わりをつげる頃、校庭の隅っこにある大きな桜の木。


「いってぇぇ〜」




ただ桜を見に来ただけだったのに、

俺の上に落ちてきた桜髪の男。
格好は不思議にも、黒のローブに、とんがった帽子。


例えるなら、テレビや漫画とかに出てきそうな。





魔法使いの姿だ。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ