SAKURA TRIP
□2話
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花音side▷▷
山南「まずは名前を名乗ってもらいましょうか。」
私達3人は今、新選組にいる。
あれから何があったのかって?
まぁ今からその話をするだろうから、ちょっと待っててね。
それよりみんなに見て欲しいものがあるの。
そう、このイケメンパラダイスを!
周りも見渡してもイケメン!イケメン!イケメン!
その中でも特に目を惹くイケメンがそう左之さん!
赤い髪にあの蜂蜜色の目、そしてあの溢れんばかりの色気…
花音『ん〜堪らん!』
明香『花音その顔キモいって。』
花音『ヒドっ!』
ってあれ、声に出ちゃってた?
土方「無駄口叩いてんじゃねぇよ。そいつは兎も角、てめぇら2人には聞きてぇことがわんさかあるんだ。とっとと答えろ。」
しびれを切らした土方さんが声を荒げた。
花音『す、すすすすみません!』
(ひぃぃっ…怖いよー!帰りたいお母さーーん!)
大声で怒鳴りつけられることに耐性がないからか(お母さんはネチネチと小言を言うタイプ)、大声で怒鳴る人は苦手だ。
それに大好きな左之さんの前で叱られるのは恥ずかしい。
(癪だけど、ここは大人しくトッシーに従っておこうかな。)