マイフレンド A

□工藤が可愛過ぎてツライ @
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慶斗お兄ちゃんと取り敢えず洗い物を終わらせ、ソファに向かい合って座る。

「で?
慶斗お兄ちゃん、話って何かな?」

「それがですね、新。
今日、一目惚れをしてしまいましてね」

「うそー、お兄ちゃんも?
実は私も。ちなみにお兄ちゃんは快斗君と新一君、どっちに惚れちゃったの?」

「私は新一君の方にね。少し、新と似ていますね」

「お兄ちゃんもそう思ったんだ。実は私、快斗君に一目惚れしたみたいなんだけど、少しお兄ちゃんに似てて」

笑い上戸のところ何か、そっくりだよね。何ていいながら、私は微笑む。

「快斗と私がねぇ。
まぁ、これで話も着いた事ですし、ご飯でも作りましょうか」

「じゃぁ、私は学校の準備して来るね」

「では、ご飯が出来たら呼びますね。あっ、ついでに私の部屋から寝間着を持ってきて下さいますか?
ご飯を食べた後、シャワーを浴びるので」

「あっ、うん。分かった」

私は慶斗お兄ちゃんに返事をした後、自分の部屋へ向かう。

部屋に入ると目の前にハンガーに掛けてある高等部のおろしたての制服と、ベガスの学校で使っていた学生鞄が見える。
お兄ちゃんと一緒で勉強は出来るんだけれど。
音楽だけは苦手。
絶対音感はあるみたいで、ちょっと違う音があればすぐにわかるんだよ。

後、バイオリンを弾くのも好き。
ホームズの影響って言うのもあるみたいだけど。

ホームズといえば、今日は新一くんと仲良くなったんだよね。
そして、その双子のお兄ちゃんの快斗君に一目惚れしたし。

私は、机に置いてある日記に今日あったことを書き込んでいく。

快斗君は少しお兄ちゃんに似ている所があるって言うことも、ついでに書き込む。

書き込み終わると、日記を仕舞う。

「新、ご飯できましたよー!」

慶斗お兄ちゃんの声に私も返事を返し、私の隣の部屋の慶斗お兄ちゃんの部屋に入り慶斗お兄ちゃんの寝間着を持つと、リビングに行く。

「うわぁ、美味しそう」

机に置いてある料理を見て、興奮気味の私。
だって、慶斗お兄ちゃんの料理って毎度のことながら、美味しいんだよ?
豪華だし、健康考えてあるし、それに何より。
食後のデザートまで拵えてあるんだよ!

「新、じゃぁ食べましょうか」

「あっ、うん。
そう言えば、これ。お兄ちゃんに頼まれてた寝間着。
下着はお風呂の入口付近においてある棚の、上の段に入ってるからね。
下の段にはバスタオルが入ってるから」

「ありがとうごさいます、新。
さぁ、食べましょうか」

「うん!」

お兄ちゃんと向かい合って椅子に座り、手を合わせて頂きますをする。



ご飯を食べ終わり、私が後片付けをしている間、慶斗お兄ちゃんはシャワーを浴びている。

今頃、快斗君は何をしてるかな・・・?
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