テニスの王子様

□先輩×後輩
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季節は7月夏休み...



青春学園に入って2度目の夏を迎えた。

今年は去年と違うところがある...


それは...そう...



なんと男っぽい私に青春学園でとっても有名な不二先輩という彼氏ができてしまったことだ...

後ろから見るとどっちが彼女で彼氏かわからないくらいだ...

付き合うきっかけになった事の始まりは驚くことに私が1年生になってしばらくした夏の練習の時の事だった...





一年前...



私はいつものように部活に参加していた。今日はたまたま外練で走ることがメインだった。
その時にテニスコートの側を通った時ある事件が起きた。


「今日もテニス部は凄いね。」

『そうなの?』

「しらないの?!この学校で一番有名な部活だよ?」

『へー』


友達とこんなことを話しながらしゃべっていた時考え事をしていてあまり話を聞いてなかった私は斜め前に人がいることが気付かなくってぶつかってしまった。


『あ!すいません!怪我とか無いですか??』


相手が倒れそうになったところを腕を引っ張って支えた。


「あ、僕こそごめんね。ちょっとボーッとしてた。君こそ怪我はないかい?」


『あ、はい。大丈夫です。すみません。私の不注意で...』


「気にしないで。僕もちょっと注意力がかけてたから...あ、倒れるの引っ張ってくれてありがとう。君は...バスケ部の新入生?名前は?」

『そうです。紅神lです。あの。先輩ですよね...ほんとにすいません...』


「いいよ。気にしなくて。僕はテニス部の2年不二周助。あぁ、止めちゃって悪かったね。ほらお互い
              . .
部活に戻ろう。じゃあ、また今度ね。」


そう言って不二先輩はコートに戻っていったから私も普通に走るのを再開した。

それが不二先輩との最初の出会いそれ以来会ってない。

なにせ私は、バスケ部で室内。
不二先輩は、テニス部で外。

部活をお互いやっていて年も一個違ったから特に関わりもなかった。

でも二年になった時あることがきっかけでよく話すようになった。

それは委員会が一緒になったのと、後輩の越前リョーマのおかげ?だ...

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