BOOK
□せんいる。だけど嫉妬
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『ヒョン〜!せんいるちゅっかへー!!』
仕事が忙しすぎて、誕生日の事なんて覚えてなかった。
でも、今すごくうれしい…
でも、ユンギは不満げな顔…
俺は何か、ユンギを怒らせる事をしてしまっただろうか…
声をかけようと思ったけれど、すぐにどこかへ行ってしまった。
たくさん料理を食べたけど、ユンギがいなきゃどれもおいしくない。
ケーキだって、ロブスターだって…
確かに今日は、一度もユンギにしゃべりかけなかったかもしれない。
目だって合わせてない…
頭の中にはユンギの事しか浮かばなくて…