BOOK
□約束
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俺たちは付き合い始めて5ヶ月。
でも、ひとつだけ困ったことがある…
JN「ねぇ、ユンギ…?」
SG「……」
JN「ユンギってば…」
ユンギ毎日一緒に寝る約束をしてる。
だけど、一度もこっちを向いて寝てくれたことがない。
JN「…ごめんね…うざかったよね…自分のベッドで寝るよ…」
ベッドから起き上がると、ミシっという虚しい音を立てた…
SG「…待てよ…」
その声は、今にも消えそうだった…
SG「悪かった…」
「…でも、俺…分かんねぇんだよ…」
JN「…」
女の子みたいに細いユンギの体は、俺の手の中で、小さく震えていた…
SG「ジニヒョン…俺…」
「…なっさけねぇな…」
JN「そんなことないよ…」
「…俺、ユンギのそういうところ、すごく好き…」
SG「…なんで…なんでジニヒョンはそんなに優しい…?」
JN「そんなの…ユンギが好きだからに決まってんじゃん…」
SG「ジニヒョン…」
JN「ん?」
SG「俺も…ジニヒョンのこと、好きだ…」
JN「…知ってる…」
これからは、向き合って寝るって、約束した。
今日も、ユンギ温もりを感じながら眠りにつく…