V6 小説一覧(*´∀`)♪

□一章・剛健
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―仕事終わりの楽屋―


坂「ひろ?帰るぞ?」

長「うんっ!…みんなお疲れさまっ!」

坂「お疲れ!また明日!…行こ?」

長「うん!」




井「じゃあ、俺らも帰るか、」

岡「…今日、井ノ原くんの家いってもいい?」

井「え?…いいよ?とまるー?」

岡「…泊まる」

井「じゃあ、買い物して帰るかー♪」

岡「うん!…またね?」

井「お疲れさまでしたー!」




健「ばいばーーい!!」

剛「明日なっ、」


「「………………」」




井ノ原くんがいなくなると、
楽屋ってこんな静かなんだな笑


健「…ごーお?」

剛「…なに?」

健「一緒かえろ?ニコッ」

剛「…一人で帰ったら?」

健「え?…なんでぇ?」

剛「なんもねーよ。」

健「…………っ、」





あっ、泣きそうになってる…
あー!もぉ!…抱き締めたい
今すぐに抱き締めてキスしたい。


でも、健が気づくまでは我慢。





健「な、んで?…俺、なんかしたぁ?」

剛「…さぁ?どーだろーな?」

健「……あっ、もしかして…」

剛「……??」

健「いのっちとはしゃいでたから?」

剛「、わかってんじゃん」



自覚してんなら俺の前で止めろよ、
そー言いたかったけど、
……今にも泣きそうな顔してるから
言わないでおく。



健「…ごめん、なんか、テンションあがっちゃって…」

剛「別に。確かに楽しくなるからしかないかもしんないけど、



あんま…俺の前で仲良くすんな」


健「…ヤキモチ…妬いてくれてたの?」

剛「…さーな、」

健「なんか、嬉しいっ…」

剛「は?…意味わかんね〜」

健「…ヤキモチやいたごーおに、いいおまじないかけてあげよーか?」

剛「…おまじない?」

健「うんっ!」




何すんの?…そう聞こうとしたのと同時に、




健の顔がどんどん近づいてきて――
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