とある神官さま!!
□記憶の中のアフェクション
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物心ついた時から既に聖域の記憶がある私の
両親はともに白銀聖闘士だった。
父と私の前だけでしか仮面を外さない母に
世の中の女性全てがそういうものだと
思い込んでいた小さな世界。
ふたりが結ばれたのは『掟』だと聴いても
彼らの仲睦まじい様からは
それが理由とは考えられなかった位。
一緒にいられた昔も、別離した今も
素敵な人達だったと記憶している。
ある日。
両親の任務からの帰還を待ち望んでいた
私はふたりの部屋に入った。
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