WJ作品
□デスノート〜第二部
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【憧れと現実2】
私はメロの性器を乱暴に弄んだ。
嫉妬?これは嫉妬?
それも今度はLに…私の愛したLに!
私は…Lと…メロ…一体どちらを愛して…?
分からない…頭が…真っ白だ…
ニア
「どうして嫌がる!?
覚悟していたんだろう!?
望んでいたんだろう!?
Lは今ここにはいない。
私が代わりに可愛がってやろうと云うんだ!
娼婦の様に誘ってみせろ!!」
メロ
「ニア!
怖い…ニア!!
目を覚ましてくれ…!
あぅっ…!
こんなのは…嫌だ…
ニア!!」
メロの声は届かない…
聞こえているのに何を云っているのか理解出来ない。
理性を失った私に為す術もなく犯されているメロを、頭の中の何処かで必死に助けようとするもう一人の私がもがいていた…
ニア
「気分は?」
メロ
「最悪だ…」
ニア
「でしょうね(苦笑)」
メロ
「やっぱりお前はLにはなれない。
Lならあんな乱暴な抱き方はしない(多分)」
ニア
「でしょうね…」
メロ
「おま…!
さっきからでしょうねばっか…」
ニア
「私はこの通り攻めですしLは受けですから(多分)私はLの様にはなれません」
メロ
「そっちじゃない!!(怒)
はあ…お前がキレると手がつけられなくなるのを忘れていた…
犬に噛まれたと思って忘れるしかないな…」
ニア
「また強がって…傷ついてる癖に。
こんな目に遭うと分かっていてもまだ彼らの元へ行こうと云うのですか?」
メロ
「お前より鬼畜な人間などこの世に存在するものか!」
メロは怒ってみせたが目は笑っていた。
私を…憎まないのか?
メロ
「また何かおめでたい事を考えているな?
いいか、殺人ノートは俺が先に押さえる!
そのノートの効果がどれほどのものか、まず最初にお前の名前を書いて試してやるよ」
ニア
「お仕置きが足りなかった様ですね…
さっき与えたのは苦痛でしたが今度は快楽であなたをひれ伏せさせます。
私なしでは生きられない躯になるまで」
メロ
「お、おい、ちょっ…!
冗談はよせ!(焦)
やめ…!
あっ…!
あぁ……っ!!
は……………ぁあああぁぁぁっ……ん!!」
手足を拘束してはいないのにメロは口ばかりで全く抵抗しなかった。
もう既に…私なしではいられない躯になっているじゃないか。
私はアメリカへ発つ日、メロに貞操帯を着けてから(その前に空港のトイレで時間の許す限り調教したが)住み慣れた国を後にした―――
《終》
2005/04/24