おそ松さん

□カラ松 of love
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今日はゲストに松野カラ松さんをお迎えしています。カラ松さん、こんにちは。

カラ松
「こ、こんにちは」

おや、緊張されてます?

カラ松
「ひょっとしてこれは風呂上がりのコーヒー牛乳が貰える的な…?」

誰のチ〇コか当てろなんて云いませんから安心して下さい。

カラ松
「本当に他の兄弟はいないんだろうな…?(きょろきょろ)」

大丈夫です。司会がおそ松さんじゃない時点で信用して下さい。

カラ松
「じゃあ何が聞きたいんだ?カラ松girl」

(急に態度デカくなりましたね…)まずカラ松さんは尾崎豊をリスペクトしてるようですが、そのきっかけは?尾崎豊はカラ松さんの年齢的に生まれたかどうかくらいの時代のミュージシャンだと思いますが。

カラ松
「きっかけ…そうだな、確かに最初は名前を聞いた事がある程度の存在だった…だがあれは忘れもしない中二の学園祭。当時所属していた演劇部でじゃんけんで負けて、よく知りもしなかった尾崎の役をやる事になった訳だが…その時の俺を見て弟が『兄さん、格好いい』と…」

なるほど。ちなみにその弟さんと云うのは?

カラ松
「四男の一松だ。目を輝かせてな、あれは可愛かった…+」

では直接のきっかけは尾崎豊本人ではなく弟さんなんですね?

カラ松
「ああ、そう云う事になるな。あの時の奴は素直で可愛かった…一体何故ああなってしまったのか…まあ多少アブナイところが見え隠れしても、一松の可愛さに翳りを落とす事にはならなかったがな」

弟さんを溺愛してるんですね。

カラ松
「その通り、俺にとって弟達はみな可愛い…その中でも一松の可愛さは群を抜いているがな。おっと妬かないでくれよ、カラ松girl」

(そう云うところがイタいって云われる所以なのに…)
妬いているのは寧ろ弟さんなんじゃないですか?

カラ松
「そうだったら嬉しかったんだがな…残念ながら俺は一松には嫌われているらしい。あの目を輝かせて俺を格好いいと云ってくれたあの頃の一松を取り戻したい。だが何をしても裏目に出るだけでな…くっ(泣)」

ニート卒業すれば尊敬されるんじゃないですか?

カラ松
「そ、それは出来ない…!松野家では就職したら家を出て独立しなければならない決まりがある。例え嫌われていても俺は一松の傍を離れたくないんだ!」


…しっかり稼いで迎えに行ってあげたらどうですか?養ってあげれるようになれば見直されると思われますが…

カラ松
「そそそそれはつまり同棲…!?しかも2人っきり!?し、しかし俺が家を出ている間にあいつが他の兄弟に手込めにされてしまったら…!だ、駄目だ、離れられない」

本当にそうならいてもいなくてもとうにそうなってると思いますが…

カラ松
「そうさ…それも所詮言い訳でしかないのさ…本当は…本当はいなくなっている間に存在を忘れられるのが、いや、いなくなった事にさえ気付かれないのが怖いんだ!分かるか?誘拐されてさえ兄弟に気にして貰えないその悲しさが!」

あ…いや…なんか…ごめん。

カラ松
「迎えに来るから待っててくれなんて云える程の存在感も信頼もない。見つめるだけでうざがられる。だから…だから俺はせめて隣で寝られる地位を誰にも渡したくないんだあぁぁぁ!!(号泣)」

だから2人で暮らせば…駄目だこりゃ、次行ってみよう。それではまた来週も見て下さいねー。んがふふっ。

【終】


◆あとがき◆
あ、いえ、カラ松 of loveは今週で最終回なので来週ないです(笑)

2016/04/30

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