おそ松さん
□兄弟相関図
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チョロ松
「ねぇ、デリバリーコントっていつも二人じゃん。たまには兄弟全員でやろうよ」
おそ松
「あー、じゃあ俺あれやりたいな、赤ずきんちゃん。前やった時はダヨーンが参加して兄弟コントじゃなかったじゃん」
トド松
「え、でも赤ずきんちゃんって登場人物6人もいたっけ？赤ずきんちゃんでしょ、お婆さんでしょ、猟師に狼…4人しかいないよ、おそ松兄さん」
おそ松
「あ？知らね。一松が赤ずきんちゃんで俺が狼ならなんでもいい」
チョロ松
「ちょっとぉ！一松襲う気!?ふっざけんな、十四松、卍固め」
十四松
「あいあーい」
おそ松
「ぎゃ――――――――!!イタイイタイイタイ、十四松、やめっやめっ!!」
カラ松
「フッ…じゃあ俺が猟師になって一松の貞操を守…トド松「まあ一松兄さんが赤ずきんちゃん役なんか引き受ける訳ないよね」
カラ松
「え…」
一松
「ただいまー…て、みんな何やってんの？」
十四松
「デリバリーコントの配役決めー。今度は兄弟全員でやるんだー。一松兄さん、赤ずきんちゃんで何役やりたい？」
一松
「別に何役でもいいけど…」
トド松
「何役でも!?マジで!?じゃあ赤ずきんちゃん！赤ずきんちゃんね！」
おそ松
「よくぞ云った、一松！一松は赤ずきんで満場一致な？な？」
カラ松
「赤ずきん！赤ずきん！」
チョロ松
「やったあ、一松の赤ずきん！」
十四松
「一松兄さん、主役しゅやく〜ぅ!!で、狼は…」
おそ松
「はいはいはい！ここは長男でしょう！俺狼〜♪」
トド松
「させるか、兄さん！狼は僕！僕がやるから！」
十四松
「違うよ、僕だよ！一松兄さんが赤ずきんちゃんなら僕譲らないからね」
カラ松
「なら猟師役は俺が…チョロ松「狼役そんなにいらねぇだろ！何云ってんのみんな！狼役そんなにいらないから！言い出しっぺ僕だから！僕が狼やるから！」
カラ松
「え…」
一松
「いや、何でもいいけど…兄弟全員でやったら誰に見せるの…ハタ坊にやった時はコント見てなかったよね」
一同
「あ…」
チョロ松
「も、盲点…」
おそ松
「もう、狼と赤ずきんだけでいいからお前ら見てろ！」
トド松
「またおそ松兄さんは勝手な事ばっかり云ってー。十四松兄さん、卍固め」
十四松
「あいあーい」
おそ松
「だああー、それはもういいっていだだだだだだだだだだ!!」
カラ松
「一松ー！一松、お前の貞操は俺が守るからな!!」
チョロ松
「カラ松うぜえぇぇぇぇぇぇ―――!!」
トド松
「いたー！誰だ、シコ松中の看板投げたの！くっそー！！！！」
一松
「何なんだ、一体…」
お母さん
「もう、全員分作ったのに一松以外全員入院って、あんた達どんな兄弟喧嘩してるのよ」
一松
「いや、母さん…俺に云われても…」
お母さん
「連帯責任です。食べ物無駄にするんじゃないわよ？あんた他の兄弟の分も残さず平らげなさい」
一松
「え、ハムカツ6枚俺全部食っていいの？いつもは6倍じゃなくて1/6〜♪なのに…ヒヒッ、みんなこのまま入院してればいいのに…いやあ、幸せ太るわー(悦)」
その後一松はむっちりセクシーボディになって、益々兄弟達から愛されましたとさ。
【終】
◆あとがき◆
こんな感じで当サイトでは一松は兄弟全員から愛でられ設定です。
でも一松本人は他の兄弟が無駄に自分に構ったり甘やかしたり気を遣ったりするのは、『何をやらかすか分からないアブナイ奴』だからなんだろうなーぐらいの認識です。
でも腫れ物扱い(と自分では思っている)に地味に傷ついています。
2016/04/24